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ケオリス・ダウナー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ケオリス・ダウナー
Keolis Downer
種類 合弁企業
本社所在地 オーストラリアの旗 オーストラリア
ニューサウスウェールズ州シドニー[1][2]
設立 2009年[1][2][3]
業種 運輸業者
事業内容 公共交通機関路面電車バス等)の運営[3]
主要子会社 ヤラトラム英語版
ニューカッスル・トランスポート英語版
G:link
ホーニーブルック・バス英語版
サウスリンク英語版
リンクSA
パス・トランジット英語版
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ケオリス・ダウナー英語: Keolis Downer)は、オーストラリアに本社を置く、各地の都市で路面電車バスなどの運営を実施する民間の公共交通事業者である[1][2]

概要

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フランス国鉄も資本参加を行うフランス公共交通運営企業のケオリス英語版と、鉄道車両の製造・改造や鉄道インフラの管理を行うオーストラリアの企業であるダウナー・レール合弁企業として2009年に設立された、公共交通機関の運営を実施する民間事業者。発足した同年にメルボルン路面電車ヤラトラム英語版)の運営権を獲得して以降、2020年現在までオーストラリア国内で多数の路面電車バス等の運営を担当しており、その規模はオーストラリアの公共交通運営企業の中で最大となっている。そのうちバス事業に関しては、2015年オーストラリアン・トランジット・エンタープライズ英語版(Australian Transit Enterprises)を買収する形で参入しており、その路線網や車両数は世界の公共交通運営企業の中でも非常に大きい[1][2][4][3][5]

本社はシドニーに位置しており、2014年には同都市を運行するシドニー・ライトレール英語版の運営権を獲得すべく各国の企業とコンソーシアム「iLinQ」を組んだが入札で落選したため、2020年時点でシドニーの公共交通機関の運営には携わっていない[1][6]

運営事業

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都市 子会社・ブランド名 種類 備考・参考
メルボルン ヤラトラム英語版 路面電車
(ライトレール)
詳細は「メルボルン市電」を参照[7][3]
ニューカッスル ニューカッスル・トランスポート英語版 路面電車
(ライトレール)
詳細は「ニューカッスル・ライトレール」を参照[7][8]
バス [8]
フェリー [8]
ゴールドコースト G:link 路面電車
(ライトレール)
[7]
ブリスベン ホーニーブルック・バス英語版 バス [9]
アデレード サウスリンク英語版 バス 路線バス事業を展開[10]
リンクSA バス 貸切バススクールバスサファリバス等の事業を運営[10][11]
パース
カルグーリー
パス・トランジット英語版 バス パース空港へのリムジンバスも運行[12]

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b c d e About Keolis Downer”. Keolis Downer. 2020年10月5日閲覧。
  2. ^ a b c d Overview of Keolis Downer”. Keolis Downer. 2020年10月5日閲覧。
  3. ^ a b c d Melbourne’s tram history”. YarraTrams. 2020年10月5日閲覧。
  4. ^ Bus”. Keolis Downer. 2020年10月5日閲覧。
  5. ^ KDR Gold Coast”. 2020年10月5日閲覧。
  6. ^ Tender out to deliver and operate Sydney's Light Rail Network”. Transport for NSW (2014年3月7日). 2014年3月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月5日閲覧。
  7. ^ a b c Light rail”. Keolis Downer. 2020年10月5日閲覧。
  8. ^ a b c Newcastle Transport”. Keolis Downer. 2020年10月5日閲覧。
  9. ^ Hornibrook Bus”. Keolis Downer. 2020年10月5日閲覧。
  10. ^ a b Southlink & Link SA”. Keolis Downer. 2020年10月5日閲覧。
  11. ^ About”. LinkSA. 2020年10月5日閲覧。
  12. ^ Path Transit”. Keolis Downer. 2020年10月5日閲覧。