ケツとシャツ
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ケツとシャツ | |
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Culo e camicia | |
監督 | パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ |
脚本 |
オッタヴィオ・イェンマ ステファーノ・ウベツィオ レナート・ポッツェット |
原作 |
オッタヴィオ・イェンマ フランチェスコ・ヴェントゥローリ ステファーノ・ウベツィオ |
製作 |
アウレリオ・デ・ラウレンティス ルイジ・デ・ラウレンティス アキッレ・マンツォッティ |
出演者 |
エンリコ・モンテザーノ レナート・ポッツェット |
音楽 | デット・マリアーノ |
撮影 |
ジャンカルロ・フェッランド ジュゼッペ・ルッツォリーニ |
製作会社 | フィルマウロ |
公開 | 1981年12月22日 |
上映時間 | 100分 |
製作国 | イタリア |
言語 | イタリア語 |
『ケツとシャツ』(イタリア語: Culo e camicia)は、1981年(昭和56年)製作・公開、パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ監督のイタリア映画である[1]。2話構成のオムニバスで、イタリア式コメディの1作である[1]。
構成
[編集]- 第一話 - 『テレ予言者』 イタリア語: Il Televeggente : 主演エンリコ・モンテザーノ
- 第二話 - 『男と男と万歳女性』 イタリア語: Un Uomo, un uomo e... evviva una donna : 主演レナート・ポッツェット
略歴・概要
[編集]本作は、1981年、イタリアの映画プロデューサーであるアウレリオ・デ・ラウレンティス、ルイジ・デ・ラウレンティスの2人が経営する製作会社フィルマウロが製作を開始、オッタヴィオ・イェンマ、フランチェスコ・ヴェントゥローリ、ステファーノ・ウベツィオの3人が共同で執筆した原案をもとに、イェンマ、ウベツィオ、第二話の主演俳優であるレナート・ポッツェットの3人が共同で脚色し、ロケーション撮影等を行って完成した[1]。同監督の1980年(昭和55年)の作品で、アドリアーノ・チェレンターノとエンリコ・モンテザーノがそれぞれ主演した『お手をどうぞ』同様の全二話構成のオムニバスである[1]。
イタリア国内では、同年12月22日に劇場公開された[1]。2007年(平成19年)8月28日、本作の製作元のフィルマウロが「130分」ヴァージョンのDVDを発売している。
日本では、2011年(平成23年)3月現在に至るまで劇場公開、テレビ放映、ビデオグラム販売等は行われていない[2]。
スタッフ
[編集]- プロデューサー : アウレリオ・デ・ラウレンティス、ルイジ・デ・ラウレンティス (Luigi De Laurentiis)、アキッレ・マンツォッティ (Achille Manzotti)
- 監督 : パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ
- 原作 : オッタヴィオ・イェンマ、フランチェスコ・ヴェントゥローリ (Francesco Venturoli [3])、ステファーノ・ウベツィオ (Stefano Ubezio [4])
- 脚本 : オッタヴィオ・イェンマ、ステファーノ・ウベツィオ、レナート・ポッツェット (Renato Pozzetto)
- 撮影 : ジャンカルロ・フェッランド (Giancarlo Ferrando [5]、後篇)、ジュゼッペ・ルッツォリーニ (Giuseppe Ruzzolini、前篇)
- 美術 : エツィオ・アルティエーリ (Ezio Altieri [6])
- 衣裳 : マリオ・カルリーニ (Mario Carlini [7])
- 音楽 : デット・マリアーノ (Detto Mariano)
キャスト
[編集]- クレジット順
- エンリコ・モンテザーノ (Enrico Montesano) - リックことリッカルド・アントゥオーノ
- レナート・ポッツェット - レナート
- ダニエラ・ポッジ (Daniela Poggi) - オルネッラ
- マリア・ロザリア・オマッジョ (Maria Rosaria Omaggio) - エッラ・フェッラーリ
- ジャンニ・アグース (Gianni Agus) - アンニバーレ・パネビアンコ
- レオポルド・マステッローニ (Leopoldo Mastelloni) - アルベルト・マリア・サラチーノ
- アルファベット順
- エンニオ・アントネッリ (Ennio Antonelli) - 食料雑貨商
- カルロ・バーニョ (Carlo Bagno) - レナートの父
- ロベルト・カポラーリ (Roberto Caporali [8]) - 出版社主
- フォスコ・ガスペーリ (Fosco Gasperi [9]) - 受付
- カルラ・モンティ (Carla Monti [10]) - レナートの母
- ジーノ・ペルニーチェ (Gino Pernice) - カルレット・ベネデッティ
- ウンベルト・ツァネッリ (Umberto Zuanelli [11]) - ジェッペットことオルフェーオ・カネヴァーリ
- ミレッラ・ファルコ (Mirella Falco) - 電話ボックスの淑女(ノンクレジット)
- ジュゼッペ・マッロッコ (Giuseppe Marrocco [12]) - ボクシング場の男(ノンクレジット)
註
[編集]- ^ a b c d e Culo e camicia, インターネット・ムービー・データベース , 2011年3月10日閲覧。
- ^ パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ、allcinema ONLINE, 2011年3月10日閲覧。
- ^ Francesco Venturoli - IMDb , 2011年3月10日閲覧。
- ^ Stefano Ubezio - IMDb , 2011年3月10日閲覧。
- ^ Giancarlo Ferrando - IMDb , 2011年3月10日閲覧。
- ^ Ezio Altieri - IMDb , 2011年3月10日閲覧。
- ^ Mario Carlini - IMDb , 2011年3月10日閲覧。
- ^ Roberto Caporali - IMDb , 2011年3月10日閲覧。
- ^ Fosco Gasperi - IMDb , 2011年3月10日閲覧。
- ^ Carla Monti - IMDb , 2011年3月10日閲覧。
- ^ Umberto Zuanelli - IMDb , 2011年3月10日閲覧。
- ^ Giuseppe Marrocco - IMDb , 2011年3月10日閲覧。
参考文献
[編集]- Culo e camicia(DVD), パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ、フィルマウロ、2007年8月28日
- 『イタリア映画史入門 1905 - 2003』 : ジャン・ピエロ・ブルネッタ、訳川本英明、鳥影社、2008年7月 ISBN 4862651445
関連事項
[編集]- イタリア式コメディ
- お手をどうぞ (it:Qua la mano) - 同監督による本作同様の全二話構成オムニバス