ケネベック郡 (メイン州)
メイン州ケネベック郡 | |
---|---|
設立 | 1799年 |
郡名の由来 | ケネベック川 |
郡庁所在地 | オーガスタ |
最大の都市 | オーガスタ |
面積 - 総面積 - 陸 - 水 |
2,464 km2 (951.18 mi2) 2,247 km2 (867.58 mi2) 217 km2 (83.60 mi2), 8.79% |
人口 - (2020年) - 密度 |
123,642人 |
標準時 | 東部: UTC-5/-4 |
ウェブサイト | www |
ケネベック郡(英: Kennebec County)は、アメリカ合衆国メイン州の南西部に位置する郡である。人口は12万3642人(2020年)[1]。郡庁所在地はオーガスタであり、同郡で人口最大の都市である。メイン州の人口重心がオーガスタにある[2]。
ケネベック郡は1799年2月20日に、カンバーランド郡とリンカーン郡の一部を併せて設立された。
政治
[編集]年 | 民主党 | 共和党 |
---|---|---|
2012年 | 55.2% 35,068 | 41.8% 26,519 |
2008年 | 56.4% 37,238 | 41.7% 27,482 |
2004年 | 53.3% 35,616 | 44.6% 29,761 |
2000年 | 53.0% 31,198 | 40.7% 23,967 |
ケネベック郡は近年の選挙で一貫して民主党を支持している。田園部では共和党を支持しているが、都心部では民主党支持が強い。最近のアメリカ合衆国大統領選挙でも民主党候補を支持してきた。メイン州選出アメリカ合衆国下院議員2人の選挙区は郡内で分かれている。大きい方の南部は第1選挙区、小さい北部が第2選挙区に入っている。
地理
[編集]アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は951.18平方マイル (2,463.5 km2)であり、このうち陸地867.58平方マイル (2,247.0 km2)、水域は83.60平方マイル (216.5 km2)で水域率は8.79%である[4]。
隣接する郡
[編集]フランクリン郡 | サマセット郡 | |||
ウォルド郡 | ||||
ケネベック郡 | ||||
アンドロスコッギン郡 | サガダホク郡、リンカーン郡 |
人口動態
[編集]人口推移 | |||
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年 | 人口 | %± | |
1800 | 24,571 | — | |
1810 | 32,564 | 32.5% | |
1820 | 42,623 | 30.9% | |
1830 | 52,485 | 23.1% | |
1840 | 55,823 | 6.4% | |
1850 | 62,521 | 12.0% | |
1860 | 55,655 | −11.0% | |
1870 | 53,203 | −4.4% | |
1880 | 53,058 | −0.3% | |
1890 | 57,012 | 7.5% | |
1900 | 59,117 | 3.7% | |
1910 | 62,863 | 6.3% | |
1920 | 63,844 | 1.6% | |
1930 | 70,691 | 10.7% | |
1940 | 77,231 | 9.3% | |
1950 | 83,881 | 8.6% | |
1960 | 89,150 | 6.3% | |
1970 | 95,247 | 6.8% | |
1980 | 109,889 | 15.4% | |
1990 | 115,904 | 5.5% | |
2000 | 117,114 | 1.0% | |
2010 | 122,151 | 4.3% | |
2020 | 123,642 | 1.2% | |
U.S. Decennial Census[5] |
以下は2000年の国勢調査による人口統計データである。
基礎データ
人種別人口構成
先祖による構成
言語による構成[6] |
年齢別人口構成
世帯と家族(対世帯数)
|
収入[編集]収入と家計 |
都市と町
[編集]
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また未編入領域であるユニティ・タウンシップがある。
経済
[編集]ケネベック郡の経済は昔から工業に依存している。大量の紙と繊維が生産され、ケネベック川沿いに多くの工場があった。世帯当たり収入の中央値は2000年時点で36,489米ドルである。失業率は4.2%である。
教育
[編集]郡内には、ウォータービル市にコルビー大学とトマス大学、オーガスタ市にメイン大学と、3つの大学がある。公共教育学区は14ある。チャイナ町に公立高校は無いが、アースキン・アカデミーという私立校があり、生徒が選択する場合は町が授業料を払っている。バッサルボロ町の生徒は4つの教育学区の1つを選択できる。その他の町には公立高校がある。
宗教
[編集]郡内には多くの教会がある。信徒数の多い会派はバプテスト、メソジスト、米国聖公会、会衆派教会、ユニタリアン、ナザレン教会、チャーチ・オブ・クライスト、アドベンチスト、および末日聖徒イエス・キリスト教会である。単一の宗派としてローマ・カトリック教会の信徒数が多い。
脚注
[編集]- ^ “Quickfacts.census.gov”. 27 September 2023閲覧。
- ^ http://www.census.gov/geo/www/cenpop/statecenters.txt
- ^ “Dave Leip's Atlas of U.S. Presidential Elections”. 2011年6月11日閲覧。
- ^ “Census 2010 U.S. Gazetteer Files: Counties”. United States Census. 2013年4月13日閲覧。
- ^ “U.S. Decennial Census”. Census.gov. 2013年8月19日閲覧。
- ^ [1]
参考文献
[編集]- Samuel Lane Boardman, History of the Agriculture of Kennebec County, Maine. New York: Blake, 1892.
- Raymond Stevens Finley, The History of Secondary Education in Kennebec County in Maine. Orono, ME: University of Maine at Orono Press, 1941.
- Rufus Matthew Jones, The Society of Friends in Kennebec County, Maine. New York: H.W. Blake and Co., 1892.
- Henry D. Kingsbury and Simeon L. Deyo (eds.), Illustrated history of Kennebec County, Maine: 1625-1799-1892. New York: H.W. Blake and Co., 1892.
- Cynthia MacAlman McCausland, Index to Kingsbury and Deyo's illustrated history of Kennebec County, Maine. Camden, ME: Picton Press, 1996.
- George W. Walton, History of the Town of Wayne, Kennebec County, Maine, From Its Settlement to 1898. Augusta, ME: Maine Farmer Publishing Co., 1898.
- Edwin Carey Whittemore, The Centennial History of Waterville, Kennebec County, Maine, Including the Oration, the Historical Address and the Poem Presented at the Celebration of the Centennial Anniversary of the Incorporation of the Town, June 23d, 1902. Waterville, ME: Executive Committee of the Centennial Celebration, 1902.