ケン・ペプロウスキー
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ケン・ペプロウスキー Ken Peplowski | |
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ケン・ペプロウスキー(2007年) | |
基本情報 | |
生誕 | 1959年5月23日(65歳) |
出身地 | アメリカ合衆国 オハイオ州クリーヴランド |
ジャンル | ジャズ、ディキシーランド・ジャズ、スウィング・ジャズ、モダン・ジャズ、トラディショナル・ポップ |
職業 | ミュージシャン |
担当楽器 | クラリネット、テナー・サックス |
レーベル | コンコード・レコード、ナーゲル=ハイア・レコード、Arbors |
ケン・ペプロウスキー[1](Ken Peplowski、1959年5月23日 - )は、アメリカ・オハイオ州クリーヴランド出身の、主としてスイング・ジャズ分野で知られるクラリネット、テナー・サックス奏者。
トーンと技巧の点からしばしばベニー・グッドマンと比較される。10年以上にわたってコンコード・レコードのために録音したが、その後のアルバムはナーゲル=ハイア・レコード・レーベル等からのものである。
1992年11月および1998年11月、富士通コンコード・ジャズ・フェスティバル、1995年5月、ワールド・グレイテスト・ジャズ・バンドでの、日本公演の実績もある。
2007年には、オレゴン州ユージーンにおいて、オレゴン・アメリカン・ミュージック・フェスティバルでのジャズ・アドバイザー、およびシェッド・ジャズ・パーティの音楽監督を務めた。
トランペット奏者コンテ・カンドリ等との共演がある。
ディスコグラフィ
[編集]リーダー・アルバム
[編集]- Double Exposure (1988年、Concord Jazz)
- 『ソニー・サイド』 - Sonny Side (1989年、Concord Jazz)
- 『ミスター・ジェントル・アンド・ミスター・クール』 - Mr. Gentle and Mr. Cool (1990年、Concord Jazz)
- Illuminations (1991年、Concord Jazz) ※ケン・ペプロウスキー・カルテット名義
- 『ザ・ナチュラル・タッチ』 - The Natural Touch (1992年、Concord Jazz)
- Steppin' with Peps (1993年、Concord Jazz)
- 『ブルー・ルーム』 - Ken Peplowski and Howard Alden (1993年、Concord Jazz) ※with ハワード・アルデン
- Live at Ambassador Auditorium (1994年、Concord Jazz)
- Encore (1995年、Concord Jazz) ※with ハワード・アルデン
- It's a Lonesome Old Town (1995年、Concord Jazz)
- The Other Portrait (1996年、Concord Concerto)
- Grenadilla (1998年、Concord Jazz)
- Last Swing of the Century (1999年、Concord Jazz)
- The Feeling of Jazz (1999年、Arbors) ※with トミー・ニューサム
- Lost In The Stars (2001年、Nagel-Heyer) ※ケン・ペプロウスキー・カルテット名義
- Just Friends (2002年、Nagel-Heyer) ※with ジョージ・マッソ
- Easy to Remember (2004年、Nagel-Heyer)
- 『メモリーズ・オブ・ユー』 - Memories Of You (2006年、Venus) ※ケン・ペプロウスキー・カルテット名義
- 『星に願いを』 - When You Wish Upon A Star (2007年、Venus) ※ケン・ペプロウスキー・カルテット名義。2枚組。「クラリネット編」「テナー・サックス編」と1枚ずつの再発あり
- Happy Together: Live at Birdland Volume One (2008年、Nagel-Heyer) ※with イェスパー・シロ
- Pow-Wow (2008年、Arbors) ※with Howard Alden
- 『ジプシー・ラメント』 - Gypsy Lamento (2008年、Venus) ※ケン・ペプロウスキー・ジプシー・ジャズ・バンド名義
- 『スターダスト』 - Stardust (2009年、Venus) ※with ニューヨーク・トリオ
- E Pluribus Duo (2009年、Victoria) ※with ディック・ハイマン
- Noir Blue (2010年、Capri)
- 『ライク・ア・ラバー』 - Like a Lover (2011年、Venus) ※with ニッキ・パロット
- In Search Of (2011年、Capri)
- Live at the Kitano (2013年、Victoria) ※with ディック・ハイマン
- Maybe September (2013年、Capri)
- The Clarinet Maestros (2015年、Merfangle) ※with ジュリアン・マーク・ストリングル、クレイグ・ミルヴァートン
- At the Watermill (2015年、Woodville) ※with アラン・バーンズ
- Enrapture (2016年、Capri)
- Duologue (2018年、Arbors) ※with エイドリアン・カニンガム
- Amizade (2019年、Arbors) ※with ディエゴ・フィゲイレド[2]
- 『小さな花』 - Petite Fluer (2019年、Venus) ※ケン・ペプロウスキー・カルテット名義
脚注
[編集]- ^ 「ケン・ペプロフスキー」の表記もある。
- ^ Ken Peplowski/Diego Figueiredo, Amizade. Review by Alex Henderson, NYCJR, February 2020, Issue 214, page 38 - retrieved 12 February 2020.
参考文献
[編集]- ジャズ批評編集部編 編『ジャズ管楽器 : バリトン・サックス/ソプラノ・サックス/クラリネット/フルート/トロンボーン他』松坂〈ジャズ批評ブックス〉、2002年、80-81頁。ISBN 4-915557-12-X。