ケープタウン・シティ・バレエ団
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ケープタウン・シティ・バレエ団(Cape Town City Ballet)は、南アフリカのケープタウンに拠点を置くバレエ団である。旧称のCAPABバレエでも知られる。
歴史
[編集]ケープタウン・シティ・バレエ団の源流は、1934年にダルシー・ハウズが設立したUCTバレエ団である。同団は1950年12月1日のメイナードヴィル野外劇場の杮落とし公演で『レ・シルフィード』を上演したことで知られ[1][2][3][4]、1963年にはメイナードヴィル野外劇場でのバレエ公演の管理を引き継いでいる[5]。南アフリカ政府が国内4州に1つづつバレエ団を立ち上げることを決めたのに伴い、同団はデヴィッド・プールを芸術監督に迎えてCAPABバレエ(Cape Performing Atrs Board、ケープ舞台演劇委員会)に再編された。政府からの芸術に対する資金拠出の恩恵により、アートスケープ・シアター・センターで盛大な公演を60回行った他、グラハムズタウンの1820セトラーズ国立公園劇場やヨハネスブルグの市民劇場、ポート・エリザベスのオペラハウスでツアー公演を行った。しかし、1994年には政府からの資金拠出が停止され、1997年には同団エグゼクティブ・ディレクターで傘下のUCTダンス・スクールのディレクターでもあるエリザベス・トリーガードの主導で非営利団体のケープタウン・シティ・バレエ団となった。
著名な団員
[編集]- ジョニーボヴァン:元シニア・プリンシパル
- ゲイリー・バーン[6]
- ジョン・クランコ
- リチャード・グラストーン[7][8]
- エドゥアルト・グレイリング:ダンスール・ノーブル
- ヨハン・ヨースト:元プリンシパル
- トレーシー・リー:元シニア・プリンシパル
- ヴェロニカ・ペーパー[9]
- デビッド・プール:後に芸術監督兼バレエマスター
- ダニエル・ライナ:元プリンシパル
- ローラ・ボーゼンバーグ:元プリンシパル
- フィリス・スパイラ:プリマ・バレリーナ・アッソルータ
- フランク・スタッフ[10]
- ブルック・リン・ハイツ:ル・ポールのドラァグ・レース第11シーズン準優勝
- マリエット・オッパーマン:現プリンシパル
- クリステル・パターソン:現プリンシパル
ゲスト・アーティスト
[編集]以下のゲスト・アーティストを客演に迎えている。
- ペトリュス・ボスマン
- デズモンド・ドイル
- トーマス・エドゥール
- マーゴ・フォンテイン
- カルラ・フラッチ
- ベリル・グレイ
- ジョナサン・ケリー
- アッティリオ・ラビス
- ナディア・ネリーナ
- アグネス・オークス
- アレクシス・ラシン
- ウェイン・スリープ
- マイナ・ギールグッド
参考文献
[編集]- ^ "Arts Page, Official Opening of the Maynardville Ballet". Cape Times. 27 November 1950.
- ^ "Arranged for Athlone Nursery School". Cape Times. 1 December 1950.
- ^ Maynardville Theatre - History (City of Cape Town Website) Archived 8 March 2016 at the Wayback Machine.
- ^ History of Maynardville - Old Wynberg Village
- ^ Cape Times, Arts Supplement. 1950–2012. p. 14 (var.)
- ^ [1]
- ^ [2]
- ^ [3]
- ^ [4]
- ^ [5]