ゲスト・オブ・オナー
ゲスト・オブ・オナー(日本語タイトル未定) | |
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Guest of Honour | |
監督 | アトム・エゴヤン |
脚本 | アトム・エゴヤン |
製作 |
アトム・エゴヤン ジェニファー・ワイス シモーン・アードル |
製作総指揮 |
セバスチアン・ベッファ ニコラ・ブリゴー=ロベール ヴァレリー・ギバル ローリー・メイ ノア・シーガル フランソワ・ヨン |
出演者 |
デヴィッド・シューリス ルーク・ウィルソン ライズラ・デ・オリヴェイラ ロッシフ・サザーランド |
音楽 | マイケル・ダナ |
撮影 | ポール・サロッシー |
編集 | スーザン・シプトン |
製作会社 |
テレフィルム・カナダ ザ・フィルム・ファーム エゴ・フィルム・アーツ プレイタイム オンタリオ・クリエイツ |
配給 | エレベーション・ピクチャーズ |
公開 | 2020年7月10日 |
製作国 | カナダ |
言語 | 英語 |
『ゲスト・オブ・オナー』(原題:Guest of Honour)は2019年に公開されたカナダのドラマ映画である。監督はアトム・エゴヤン、主演はデヴィッド・シューリスが務めた。
概略
[編集]ジムは衛生管理官として平凡な人生を送ってきたが、娘のヴェロニカが性的暴行の容疑で告訴されたことをきっかけに、彼の日常は一変することになった。ジムは娘の無実を確信していたが、当のヴェロニカは何故か刑務所に入ることを望んでいた。ジムは全てを擲って娘の釈放を求める活動に身を投じたが、その裏には暗い秘密が隠されていた。
キャスト
[編集]- デヴィッド・シューリス - ジム
- ルーク・ウィルソン - グレッグ神父
- ライズラ・デ・オリヴェイラ - ヴェロニカ
- イザベル・フランカ - 子供時代のヴェロニカ
- ロッシフ・サザーランド - マイク
- アルシネ・カンジアン - アナ
- アレクサンドル・ブルジョワ - クライヴ
- ゲージ・マンロー - ウォルター
- アレクサンダー・マーシュ - 子供時代のウォルター
- テニール・リード - ローザンジェラ
製作
[編集]2018年9月9日、アトム・エゴヤン監督が新作映画の製作に着手したと報じられた[1]。10月31日、デヴィッド・シューリス、ルーク・ウィルソン、ライズラ・デ・オリヴェイラ、ロッシフ・サザーランド、アレクサンドル・ブルジョワがキャスト入りした[2]。11月、本作の主要撮影がカナダのトロントで始まった[3]。2019年2月18日、マイケル・ダナが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[4]。
公開・マーケティング
[編集]2019年9月3日、本作は第76回ヴェネツィア国際映画祭でプレミア上映された[5]。同月10日には第44回トロント国際映画祭で[6]、10月8日にはロンドン映画祭で本作の上映が行われた[7]。2020年2月10日、キノ・ローバーが本作の全米配給権を獲得したと報じられた[8]。3月31日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[9]。
評価
[編集]本作に対する批評家からの評価は伸び悩んでいる。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには43件のレビューがあり、批評家支持率は33%、平均点は10点満点で5.02点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『ゲスト・オブ・オナー』はアトム・エゴヤン監督お馴染みのテーマを扱っているが、その掘り下げは浅い。ただ、デヴィッド・シューリスは健闘している。」となっている[10]。また、Metacriticには13件のレビューがあり、加重平均値は53/100となっている[11]。
出典
[編集]- ^ “Atom Egoyan Sets Off ‘Guest of Honour’ With Playtime, Elevation, Ego Film, Film Farm”. Variety (2018年9月9日). 2020年7月13日閲覧。
- ^ “David Thewlis To Star In Atom Egoyan’s ‘Guest Of Honour’ With Laysla De Oliveira & Luke Wilson – AFM”. Deadline.com (2018年10月31日). 2020年7月13日閲覧。
- ^ “Egoyan’s Guest of Honour rolls in Toronto”. Playback (2018年11月5日). 2020年7月13日閲覧。
- ^ “Mychael Danna to Score Atom Egoyan’s ‘Guest of Honour'”. Film Music Reporter (2019年2月18日). 2020年7月13日閲覧。
- ^ “Venice Competition to Include Roman Polanski, Steven Soderbergh, James Gray's 'Ad Astra,' Todd Phillips' 'Joker'”. Hollywood Reporter (2019年7月25日). 2020年7月13日閲覧。
- ^ “Toronto Film Festival: ‘Joker,’ ‘Ford v Ferrari,’ ‘Hustlers’ Among Big Premieres”. Variety (2019年7月23日). 2020年7月13日閲覧。
- ^ “Guest of Honour”. BFI London Film Festival. 2020年7月13日閲覧。
- ^ “Atom Egoyan's 'Guest of Honor' Lands at Kino Lorber (Exclusive)”. Hollywood Reporter (2020年2月10日). 2020年7月13日閲覧。
- ^ “Guest of Honour OFFICIAL TRAILER HD”. YouTube (2020年3月31日). 2020年7月13日閲覧。
- ^ “Guest of Honour”. Rotten Tomatoes. 2020年7月13日閲覧。
- ^ “Guest of Honour (2020)”. Metacritic. 2020年7月13日閲覧。