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ゲッターロボサーガ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ゲッターロボサーガ』は、永井豪原作・石川賢作画によるロボット漫画のシリーズ。

概要

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テレビアニメゲッターロボ』シリーズと同時連載していたゲッターロボを、シリーズ全体を見据えた形で一まとめにしたもの。

当初からアニメ版との違いが大きかった漫画版ではあるが、第3作『ゲッターロボ號』は序盤こそアニメ版の内容を踏襲している部分があったものの、中盤からはまったく異なる展開を迎えていった。さらにアニメ終了後も連載を続行し、独自の結末を迎えたが、その過程で、ゲッターロボの動力源である「ゲッター線」がこれまで以上に重要な要素として描かれることなる。また、第4作『真ゲッターロボ』の発表と同時に旧作の新エピソードも描かれ、それまでに発売されていた単行本は不完全な状況になっていった。

そこで、シリーズ全作品をトータルな形でまとめるために始動したのが『ゲッターロボサーガ』である。シリーズ全作品において加筆修正や新エピソードの追加が行われ、一つのサーガとしての統一感を高めることになった。

第5作にして最終作となった『ゲッターロボ アーク』は、初の単行本化ではゲッターロボサーガと銘打たれていなかったが、文庫化に合わせて正式にサーガに組み込まれている。

石川が2006年に死去したことにより、本流のストーリーは未完となった。

作品

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  • ゲッターロボ
    • プロローグに加筆、新エピソード「恐竜帝国潜入作戦」(初出:1998年5月1日双葉社刊行「スーパーロボットコミック ゲッターロボ編」)を追加
  • ゲッターロボG
    • 新エピソード「ブライ誕生」(初出:1999年1月双葉社刊行「WEEKLY漫画アクション増刊号 真ゲッターロボ総集編Vol.1描き下ろし」)を追加、最終決戦を加筆
  • ゲッターロボ號
    • 神隼人が早乙女研究所崩壊の経緯を語る部分を、『真ゲッターロボ』の内容に合わせる形で描き直し
  • 真ゲッターロボ
    • ゲッターエンペラー関連のページを一部再編集、エピローグを加筆
  • ゲッターロボ アーク
    • エピローグを加筆

単行本

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  • アクションコミックス(双葉社
    • ゲッターロボ(全3巻)
    • ゲッターロボG(全2巻)
    • ゲッターロボ號(全5巻)※描きおろしエッセイ漫画「ゲッターと私」収録
    • 真ゲッターロボ(全2巻)
    • ゲッターロボ アーク(全3巻)
  • 双葉文庫(双葉社)
    • ゲッターロボ(全2巻)
    • ゲッターロボG(全1巻)
    • ゲッターロボ號(全3巻)※描きおろしエッセイ漫画「ゲッターと私」収録
    • 真ゲッターロボ(全1巻)
    • ゲッターロボ アーク(全2巻)
  • ゲッターロボシリーズ(玄光社)2024年9月より刊行 ※表紙は永井豪書下ろし
    • ゲッターロボ(全2巻)※双葉社版に掲載されていた「がんばれ!ムサシ!」は未収録
    • ゲッターロボG(全1巻)
    • ゲッターロボ號(全3巻)※描きおろしエッセイ漫画「ゲッターと私」収録
    • 真ゲッターロボ(全1巻)※双葉文庫版に掲載されていた外伝「クレーターバトル」は未収録
    • ゲッターロボ アーク(全2巻)
  • 愛蔵版(講談社
    • ゲッターロボ(全1巻)※サブタイトルの表記が無く、番外編が未収録
  • アクションコミックス Coinsアクションオリジナル(コンビニコミック)(双葉社)
    • ゲッターロボG ゲッターロボG発進せよ!!百鬼帝国登場編
    • ゲッターロボG 戦えゲッターロボG!!vs百鬼帝国クライマックス編
    • ゲッターロボ號 メタルビーストを倒せ!新ゲッターロボ登場編
    • ゲッターロボ號 メタルビースト対多国籍ロボット軍団激突!地獄のアラスカ戦線編
    • ゲッターロボ號 真ゲッターロボ登場!恐竜帝国を倒せ!!編
    • 真ゲッターロボ 謎の昆虫軍団来襲!真ゲッターロボ出撃せよ!編
    • ゲッターロボ アーク 早乙女博士最後の遺産!ゲッターアーク覚醒せよ!!編