ゲルフ党の聖家族
表示
イタリア語: Sacra famiglia di Parte Guelfa | |
作者 | ルカ・シニョレッリ |
---|---|
製作年 | 1490年ごろ |
寸法 | 124 cm × 124 cm (49 in × 49 in) |
所蔵 | ウフィツィ美術館、フィレンツェ |
『ゲルフ党の聖家族』 (ゲルフとうのせいかぞく、伊: Sacra famiglia di Parte Guelfa) は、イタリアのルネサンス期の画家、ルカ・シニョレッリ (Luca Signorelli, 1445年頃-1523年) が1490年頃に描いたトンド (円形) 形式の板上の油彩画である。1802年から、フィレンツェのウフィツィ美術館に収蔵されている。
概要
[編集]ヴァザーリによれば、この作品は、ゲルフ党 (教皇派) の党首の謁見室を飾っていたものである。シニョレッリの聖母子をトンド (円形画) に描いた最初期の作例の一つである。聖母子と聖ヨセフを組み合わせた構図は、ミケランジェロの『聖家族』を予告するものである[1]。
脚注
[編集]- ^ ウフィツィ美術館、みすず書房、1994年刊行、74頁 ISBN 4-622-02709-7