コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ゲンナジー・ゴロフキン 対 ダニエル・ジェイコブス戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ミドルウェイト・マッドネス
ゲンナジー・ゴロフキン 対 ダニエル・ジェイコブス戦
開催日 2017年3月18日
認定王座 WBAWBCIBF世界ミドル級王座統一戦
開催地 アメリカ合衆国ニューヨーク
会場 マディソン・スクエア・ガーデン
観衆 19939人
リングアナ マイケル・バッファー
放送局 HBO
実況・解説 ジム・ランプリー(進行役、実況)
マックス・ケラーマン(リポーター)
ロイ・ジョーンズ・ジュニア(解説)
主催 トム・ローファー(K2プロモーションズ)
ルー・ディベイラ(ディベイラ・エンターテイメント)
本田明彦帝拳プロモーション)

ゲンナジー・ゴロフキン 対 ダニエル・ジェイコブス
GGG(トリプルG) Miracle Man(奇跡の男)
比較データ
34歳 年齢 30歳
カラガンダ州カラガンダ 出身地 ニューヨーク州ブルックリン区
36戦 36勝 (33KO) 無敗 戦績 33戦 32勝 (29KO) 1敗
変形自在なフック、アッパー、ストレート、驚異的な連打 特徴 右フック
アベル・サンチェス 指導者 アンドレ・ロジエール
WBA世界ミドル級スーパー王者WBC世界ミドル級王者・IBF世界ミドル級王者・IBO世界ミドル級王者 評価 WBA世界ミドル級正規王者

結果 ゴロフキン12回判定勝ち(3-0)
主審 チャーリー・フィッチ
副審 マックス・デルーカ
ドン・トレッラ
スティーブ・ウェイスフィールド

ゲンナジー・ゴロフキン 対 ダニエル・ジェイコブス戦(ゲンナジー・ゴロフキン たい ダニエル・ジェイコブスせん)は、2017年3月18日にアメリカ合衆国ニューヨークマディソン・スクエア・ガーデンで開催されたプロボクシングの試合。WBAスーパー王座)・WBCIBF世界ミドル級王者のゴロフキンとWBA世界ミドル級正規王者のジェイコブスが行う王座統一戦。イベント名は『Middleweight Madness』(ミドル級の狂乱[1]。アンダーカードでは4階級制覇王者ローマン・ゴンサレスが元WBC世界スーパーフライ級王者シーサケット・ソー・ルンヴィサイを迎えての防衛戦、前WBC世界スーパーフライ級王者カルロス・クアドラスの復帰戦、前WBO世界ミドル級王者アンディ・リーの復帰戦が組まれた。この試合はHBOペイ・パー・ビューで生放送された。

成立まで

[編集]

2016年9月13日、WBAはスーパー王者ゴロフキンと正規王者ジェイコブスに対し、30日以内に王座統一戦に関する対戦交渉を開始し、120日以内に対戦するよう指令を出した。同年12月10日に王座統一戦を行う予定だったのだが、報酬が75%がゴロフキンに、残りの25%がジェイコブスに配分となるWBA規定よりも多い40%の配分をジェイコブス陣営から要求されるなど対戦交渉は難航し、12月10日までに対戦交渉で合意をすることが難しい為、対戦が見送られた[2]。しかし、その後も両陣営が再度交渉し、2017年3月18日にマディソン・スクエア・ガーデンで王座統一戦を行うことで合意した[3]。 後にアンダーカードで、ローマン・ゴンサレスとシーサケット・ソー・ルンヴィサイによるWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ[4]、カルロス・クアドラスとデビッド・カルモナによるノンタイトル戦10回戦が組まれた[5]

2017年1月10日に試合会場であるマディソン・スクエア・ガーデンで[6]、翌11日にロサンゼルスダウンタウンにあるL.A.ライブ・ノキアシアターでプレゼンテーションが行われた[7]

試合当日、IBFが義務付けている当日計量にジェイコブスが間に合わなかった為、ゴロフキンが勝てばIBF王座の防衛となるがジェイコブスが勝ってもIBF王者になれない条件で試合は開催された[8]

対戦カード

[編集]
階級 契約 vs. 結果 ラウンド 時間 Notes
ミドル級 160 lbs. カザフスタンの旗 ゲンナジー・ゴロフキン (c) アメリカ合衆国の旗 ダニエル・ジェイコブス (c) 判定3-0 12R - Note 1
スーパーフライ級 115 lbs. ニカラグアの旗 ローマン・ゴンサレス (c) タイ王国の旗 シーサケット・ソー・ルンヴィサイ 判定0-2 12R - Note 2
スーパーフライ級 115 lbs. メキシコの旗 カルロス・クアドラス メキシコの旗 デビッド・カルモナ 判定3-0 10R -
ライト級 135 lbs. アメリカ合衆国の旗 ライアン・マーティン アメリカ合衆国の旗 ブライアント・クルーズ TKO 8R 0:45 Note 3
ミドル級 160 lbs. アイルランドの旗 アンディ・リー アメリカ合衆国の旗 ケアンドレ・レザウッド 判定3-0 8R -

^Note 1 WBAWBCIBFIBO世界ミドル級王座統一戦
^Note 2 WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ
^Note 3 WBCアメリカ大陸ライト級タイトルマッチ

脚注

[編集]
  1. ^ ミドル級勢力図が明確になる2017年 日本期待の村田、世界挑戦も間近か!? Sportsnavi 2017年1月13日
  2. ^ ゴロフキンvsジェイコブスは来年に持越し Boxing News(ボクシングニュース) 2016年10月20日
  3. ^ ゴロフキンvsジェイコブス合意、3.18ニューヨーク Boxing News(ボクシングニュース) 2016年12月18日
  4. ^ ロマゴンはシーサケットとV1戦、勝者がクアドラスと Boxing News(ボクシングニュース) 2017年1月11日
  5. ^ クアドラスがゴロフキン&ロマゴン前座に出場 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年1月25日
  6. ^ GGGvsジェイコブス MSGでキックオフ会見 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年1月11日
  7. ^ ゴロフキンvsジェイコブス LAでフェイスオフ Boxing News(ボクシングニュース) 2017年1月12日
  8. ^ Jacobs misses IBF same day weigh-in, can’t win IBF belt tonight Fightnews.com 2017年3月18日

外部リンク

[編集]