コザ (バグパイプ)
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コザ |
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別称:コプザ (Kobza) |
各言語での名称 |
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分類 |
コザ (koza)、ないし、コプザ (kobza) は、ポーランド語で「ヤギ」を意味し、ポーランドの民族音楽で用いられる5種類の基本的なバグパイプの類型のひとつを指す一般的な言葉。コザは、ポーランド南部のポドハレ地方に由来し、ポーランドの他のバグパイプとは、構造がかなり異なっている。音階は、b - c - d - e - f - g から成っており、ドローンが B、f、b にある[1]。この楽器は、連続的に低音を奏でることで知られている[2]。
構造と外観
[編集]ほかのバグパイプと異なり、コザにはドローンが3つあり、そのうちひとつは独立したパイプ(通奏管)をもち、残りふたつは空気の流れが三つ又になっているチャンター(主唱管)にある。この気鳴楽器には、薄い銅板を杖上に巻き上げるなどして管状に作った1本のリード・パイプがあり、そこにヤギの皮袋に腕で圧力を加えることで空気の流れを起こす[3]。このパイプは、木製のソケットでバッグとつながれており、バッグは口から吹き込む空気によって膨らまされる(空気を吹き込む管には、逆流を止める弁がついている)。チャンターの音孔を使って、旋律を奏でることができるが、他の管は、延長可能な接続部をもち、もっぱら旋律に対置されるドローン音を奏でる[4]。