コノリジン
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コノリジン | |
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識別情報 | |
CAS登録番号 | 100414-81-1 |
PubChem | 51051652 |
ChemSpider | 26000837 |
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特性 | |
化学式 | C17H18N2O |
モル質量 | 266.34 g mol−1 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
コノリジン(Conolidine)は、アルカロイドの1つである。予備報告書では、オピオイドに関連する有害な副作用はあるものの、鎮痛剤作用を持つとされているが、未だマウスの評価の段階である。
2004年に、中国医学で用いられてきたサンユウカ(Tabernaemontana divaricate)の樹皮から初めて単離された[1] 。
流通しているアセチルピリジンからの9段階でのコノリジンの合成は、2011年にMicalizio、Bohnらによって報告された[2]。この合成経路では、コノリジンのエナンチオマーも得られ、両エナンチオマーとも鎮痛剤の作用を示す[3]。
関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ Kam, T.-S.; Pang, H. S.; Choo, Y. M.; Komiyama, K. (Apr 2004). “Biologically Active Ibogan and Vallesamine Derivatives from Tabernaemontana divaricata”. Chemistry & Biodiversity 1 (4): 646−656. doi:10.1002/cbdv.200490056. PMID 17191876.
- ^ Tarselli, M. A.; Raehal, K. M.; Brasher, A. K.; Groer, C.; Cameron, M. D.; Bohn, L. M.; Micalizio, G. C. (2011). “Synthesis of Conolidine, a Potent Non-Opioid Analgesic for Tonic and Persistent Pain”. Nature Chemistry 3 (6): 449–453. doi:10.1038/nchem.1050. PMID 21602859.
- ^ Ball, P. (May 2011). “Compound Offers Pain Relief Without the Complications”. Nature. doi:10.1038/news.2011.313 .