コマツモムシ
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コマツモムシ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Anisops ogasawarensis Matsumura, 1915 |
コマツモムシ(Anisops ogasawarensis 小松藻虫)は、半翅目マツモムシ科コマツモムシ属の1種である。 同科のマツモムシより一回り小型なため、この名前がある。
生息環境
[編集]休耕田や、ため池、特に中規模なビオトープによく見られ、また、調整池などに住み着くこともある。 コマツモムシはマツモムシと違い、中層で生活するため、より深い水深を好む。 また高温を嫌う性質があることから、湧水や流れ込みのある場所をより好む。
生態
[編集]本種はマツモムシと同じように背泳ぎをするが、マツモムシと違い、水面には呼吸に上がる以外は中層で生活する。 ユスリカやイトトンボの若齢幼虫や、ミジンコなどの大型プランクトンを捕食し体外消化をする。 また、イトミミズやミズムシといった底生生物も食べる。