コミック・アーティスト・イン・レジデンス
コミック・アーティスト・イン・レジデンスは、各種の芸術制作を行う人物を一定期間ある土地に招聘し、その土地に滞在しながらの作品制作を行わせる事業「アーティスト・イン・レジデンス (Artist-in-residence program)」の招へいアーティストを漫画家に特化した事業の名称。
実施例
[編集]KITAQ Comic AiR
[編集]2018年11月、日本の北九州市で開催された『海外マンガフェスタ』事業の一環として、漫画家を招へいし、滞在した街で感じたインスピレーションを漫画に描き起こすプロジェクトとしてKITAQ Comic AiR(北九州コミック・アーティスト・イン・レジデンス)が開催された[1][2]。
アメリカン・コミックの漫画「トランスフォーマー」シリーズなどで作画を担当する米国人のアンドリュー・グリフィス (Andrew Griffith)、「バットマン&ロビン」の作画などを行っているスペイン人のフアン・アルバラン (Juan Albarran)を招へいし、2018年11月9日~22日までの約2週間、北九州市小倉北区の「NCB街かどギャラリー」等を拠点に創作活動を行った。創作した作品は開催都市である北九州市に寄贈された[3]。
2019年、北九州市で第2回のKITAQ Comic AiR(北九州コミック・アーティスト・イン・レジデンス)が開催された。
アメリカン・コミックの漫画「バットガール」の米国人漫画家バブズ・ター (Babs Tarr)、「Dominoシリーズの作画などを行っているスペイン人のデイビッド・バルデオン (David Baldeon)を招へいし、2019年11月28日~12月13日までの約2週間、北九州市小倉北区の「NCB街かどギャラリー」等を拠点に創作活動を行った。創作した作品は開催都市である北九州市に寄贈された。
プログラムの中では、若者の芸術意識の高揚を目的に、漫画家が地元の高校や工業大学での講義やワークショップ等が実施された。[4]
脚注
[編集]- ^ “北九州コミック・アーティスト・イン・レジデンスについて” (PDF). 北九州市 (2018年10月17日). 2019年2月7日閲覧。
- ^ “海外アーティストが北九州に滞在!”. アジア・ユース・カルチャー・センター(AYCC) (2018年11月2日). 2019年2月6日閲覧。
- ^ “人気アニメ トランスフォーマー作者、北九州に絵を寄贈”. 毎日新聞. (2018年11月21日) 2019年2月6日閲覧。
- ^ “KitaQ Comic AiR :JR小倉駅JAM広場横でライブドローイングイベント”. (2019年12月9日) 2019年12月16日閲覧。
外部リンク
[編集]- KITAQ Comic AiR(北九州コミック・アーティスト・イン・レジデンス) - KITAQ Comic AiRホームページ
- Andrew Griffith - Andrew Griffith twitter
- Andrew Griffith - Andrew Griffith Trans Formers Wiki
- Juan Albarran - Juan Albarran twitter