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コメツツジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コメツツジ
コメツツジ(北海道鹿追町・2008年7月)
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類
core eudicots
階級なし : キク類 asterids
: ツツジ目 Ericales
: ツツジ科 Ericaceae
亜科 : ツツジ亜科 Ericoideae
: ツツジ属 Rhododendron
: コメツツジ R. tschonoskii  
学名
Rhododendron tschonoskii
Maxim. (1870)
和名
コメツツジ(米躑躅)

コメツツジ(米躑躅、学名:Rhododendron tschonoskii)はツツジ科ツツジ属の落葉低木。

特徴

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米粒のような小さく白いが咲く(又は、蕾が米粒に似ている)ことから名付けられたとされている。日本北海道から九州)および朝鮮半島の山地の岩石上などに自生する。

高さは1m程度で枝が多い。葉は長さ約5-20mmの楕円形で無柄、枝の上部に密生する。花は6月から7月に咲く。花の形状は、直径約10mmで、花弁は5枚(裂)だが下部は筒状、雄しべは5本(まれに4本)。花色は白いものが多いが、淡紅色のものもある。

和歌山県ではウンゼンツツジのことをコメツツジと呼ぶので注意が必要。龍神村(現 田辺市)の村花がウンゼンツツジだったが、広報にはコメツツジの名で掲載されていたので、間違いやすい。

オオコメツツジも良く似ていて間違いやすいが、花弁が4裂している事や、葉裏を見ると3脈が目立つ事で区別が出来る。

コメツツジ
福島県安達太良山 2016年7月)
コメツツジの葉
(福島県・安達太良山 2016年7月)