コリダリンシンターゼ
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コリダリンシンターゼ(Corydaline synthase、EC 2.1.1.147)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
- S-アデノシル-L-メチオニン + パルマチン + 2 NADPH + H+S-アデノシル-L-ホモシステイン + コリダリン + 2 NADP+
従って、基質はS-アデノシルメチオニンとパルマチンとNADPHとH+の4つ、生成物はS-アデノシル-L-ホモシステインとコリダリンとNADP+の3つである。
この酵素は異性化酵素、特にメチル基を転移させるメチルトランスフェラーゼに分類される。系統名は、S-アデノシル-L-メチオニン:プロトベルベリン 13-C-メチルトランスフェラーゼ(S-adenosyl-L-methionine:protoberberine 13-C-methyltransferase)である。
出典
[編集]- Rueffer M, Bauer W and Zenk MH (1994). “The formation of corydaline and related alkaloids in Corydalis cava in vivo and in vitro”. Canad. J. Chem. 72: 170–175. doi:10.1139/v94-026.