コルネリス・デ・ヘーム
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コルネリス・デ・ヘーム Cornelis de Heem | |
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コルネリス・デ・ヘーム画『果物籠のある静物』 国立西洋美術館 | |
生誕 |
1631年4月18日頃 ライデン |
死没 |
1695年5月17日頃 アントウェルペン |
コルネリス・デ・ヘーム[1](Cornelis de Heem, 1631年4月18日頃 ライデン – 1695年5月17日頃 アントウェルペン[2])は、17世紀ネーデルラントの画家。当時を代表する静物画家ヤン・ダーフィッツゾーン・デ・ヘームの息子である。
生涯
[編集]コルネリスは1631年4月8日にライデンで洗礼を受けている[3]。父親のもとで画家としての修行を積んだものと思われる。
1660年にアントウェルペンの画家組合に加入している。1667年から1680年代後半まではユトレヒト、アイジェスルテイン、デン・ハーグで活躍した[3]。デ・ヘーム家は静物画家を多く輩出しているため、どの作品をどの画家が手掛けたのか特定が難しい場合がある。コルネリスの兄弟ヤン・ヤンスゾーン・デ・ヘーム (Jan Janszoon de Heem)、甥のヤン・ヤンスゾーン2世 (Jan Jansz. II)、息子のダーフィド・コルネリスゾーン・デ・ヘーム (David Corneliszoon de Heem) は花や果物を題材にした同じようなスタイルの作品を残しており、共作も多いと思われる[4]。しかしコルネリスの作品は比較的小さく、強い色調の青が特徴的で、後年になるにつれて徐々に父親のスタイルとは違ってきている[3]。
ギャラリー
[編集]-
静物画、個人蔵
脚注
[編集]- ^ 立項時の国立西洋美術館の表記が「ド・ヘーム」と表記されるが、その後国立西洋美術館の表記果物籠のある静物 コルネリス・デ・ヘームが「ド・ヘーム」から「デ・ヘーム」に更新されたので改名した。
- ^ [1]
- ^ a b c Sam Segal, "Cornelis (Jansz.) de Heem," Grove Art Online, オックスフォード大学出版局 [accessed 21 April 2008].
- ^ Neil MacLaren, The Dutch School, 1600-1800, Volume I, National Gallery Catalogues, p. 163-4, 1991, National Gallery, London, ISBN 0947645-99-3