コルプス (博物館)
人体博物館「コルプス」 CORPUS | |
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建物外観 (2008年5月) | |
施設情報 | |
正式名称 | CORPUS |
専門分野 | 人体解剖学 |
開館 | 2008年3月14日 |
所在地 | Willem Einthovenstraat 1 2342BH OEGSTGEEST |
位置 | 北緯52度10分11秒 東経4度27分7秒 / 北緯52.16972度 東経4.45194度座標: 北緯52度10分11秒 東経4度27分7秒 / 北緯52.16972度 東経4.45194度 |
外部リンク | http://www.corpusexperience.nl/nl/ |
プロジェクト:GLAM |
コルプス (蘭:CORPUS )は、人体をテーマにした体験型の博物館。オランダ南西部の南ホラント州ウフストヘーストにある。英語風にコーパスと表記されることもある。
概要
[編集]人体博物館「コルプス」は、オランダの首都アムステルダム方面と同国第3の都市デン・ハーグとを結ぶ高速道路A44沿いにある[1]。赤茶色の巨人像の左半分が、イスに腰を掛けるように体を折り曲げた姿で、高さ35メートルの建物に埋め込まれており、人目を引くデザインをしている[1][2]。
博物館は「人体内を体験する旅」(蘭:レイス・ドール・デ・メンス、reis door de mens )をキャッチコピーとしており[3]、巨大な臓器のレプリカや最新の技術を駆使した「5D効果」・音響により[2]、人間の体内を実際に旅しているかのような感覚で、人体の仕組みを学ぶことができる。旅は膝から始まり[4]、子宮、消化器、肺、心臓に進み、頭部では口、鼻、耳を回り、最後は脳で終わる[4]。旅の中で来館者は、人体がどのような仕組みで機能しているか、健康的な生活や食、運動がどのような役割を果たしているかを体感する[1]。旅の所要時間は55分で[5]、音声ガイドは8言語(オランダ語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ロシア語、中国語)に対応している[4][5]。また、膨大な収蔵品の常設や展示の入れ替えが行われ、来館者が楽しみながら学ぶことができるように工夫されている[1]。
2008年3月14日、オランダ女王ベアトリクスによりオープンした[1]。プロデュースは、オランダ人企業家アンリ・ルマース(Henri Remmers )による[4]。このようなタイプの博物館としては、世界初となる[1]。
所在地および交通手段
[編集]- 所在地:南ホラント州 ウフストヘースト ウィレム・アイントホーフェン通り1番地 (Willem Einthovenstraat 1, 2342 BH Oegstgeest、北緯52度10分11秒 東経4度27分7秒)
- オランダ鉄道 ライデン中央駅下車、バスおよび徒歩。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f ”Museum Corpus - The attraction of the human body” EUROGATES 2008年3月17日付, 英語, 2012年11月23日閲覧.
- ^ a b オランダ政府観光局日本語公式サイト 「コルプス」 2012年11月23日閲覧.
- ^ CORPUS -reis door de mens- (博物館公式サイトトップページ) オランダ語, 2012年11月23日閲覧.
- ^ a b c d Lotje Sodderland from Maxalot (日本語訳Mariko Takei) 「コーパス巨大人体博物館」 オンラインマガジン『SHIFT 日本語版』 2012年11月23日閲覧.
- ^ a b コルプス公式サイト “About CORPUS” 英語, 2012年11月23日閲覧.
外部リンク
[編集]- コルプス公式サイト (オランダ語・英語)
- コルプス (オランダ政府観光局公式サイト内。日本語)
- Corpus Museum of Human body in Holland (画像サイト「the Chive」内にある、コルプスの全景や内部の様子を収めた画像集。英語)