コルンバミンオキシダーゼ
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コルンバミンオキシダーゼ(columbamine oxidase)は、イソキノリンアルカロイド生合成酵素の一つで、次の化学反応を触媒する酸化還元酵素である。
- 2 コルンバミン + O2 2 ベルベリン + 2 H2O
この酵素の基質はコルンバミンとO2で、生成物はベルベリンとH2Oである。補因子として鉄を用いる。
この酵素は酸化還元酵素に属し、酸素を受容体としてX-HとY-HからのX-Y結合の形成に特異的に作用する。組織名はcolumbamine:oxygen oxidoreductase (cyclizing)で、別名にberberine synthaseがある。
参考文献
[編集]- Rueffer M and Zenk MH (1985). “Berberine synthesis, the methylenedioxy group forming enzyme in berberine synthesis”. Tetrahedron Lett. 26: 201–202. doi:10.1016/S0040-4039(00)61879-8.