コンゴーニャス
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英名 | Sanctuary of Bom Jesus do Congonhas | ||
仏名 | Sanctuaire du Bon Jésus à Congonhas | ||
登録区分 | 文化遺産 | ||
登録基準 | (1), (4) | ||
登録年 | 1985年 | ||
公式サイト | 世界遺産センター | ||
使用方法・表示 |
コンゴーニャスないしコンゴーニャス・ド・カンポ(Congonhas do Campo)は、ブラジルのミナス・ジェライス州にある歴史的な町である。ミナス・ジェライス州の州都ベロ・オリゾンテ(Belo Horizonte)からは南に90 km のところにある。人口は約5万人である。
世界遺産
[編集]この町は、ボン・ジェズス・デ・マトジーニョス聖堂というバシリカ式教会堂と、それに関連する彫刻群で知られている。この聖堂は18世紀のポルトガル人の金鉱採掘師フェリシアーノ・メンデスの依頼で建てられたものである。この聖堂の特筆すべき主要な彫刻群は、「ブラジルのミケランジェロ」の異名を取った世界屈指のバロック様式の芸術家アレイジャディーニョの手になるものである。聖堂のファサード前の石段には、石鹸石に彫られた旧約聖書の預言者たちの像が12体並んでおり、これはアレイジャディーニョの最高傑作の一つに数えられている。
傑出した芸術的価値を持つ聖堂とその周りは、1985年に「ボン・ジェズス・ド・コンゴーニャスの聖域」(英語登録名の訳)ないし「コンゴーニャスにおけるボン・ジェズスの聖域」(仏語登録名の訳)の名で、ユネスコの世界遺産に登録された。
登録基準
[編集]この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。
- (1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
- (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。