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コースト・トゥ・コースト (スティーヴ・モーズ・バンドのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『コースト・トゥ・コースト』
スティーヴ・モーズ・バンドスタジオ・アルバム
リリース
録音 カリフォルニア州 M.O.R.スタジオ
フロリダ州M.O.R.スタジオ
ジャンル ロックインストゥルメンタル
時間
レーベル MCAレコード
プロデュース スティーヴ・モーズ、デイヴ・ラルー
専門評論家によるレビュー
スティーヴ・モーズ・バンド アルバム 年表
サザン・スティール
(1991年)
コースト・トゥ・コースト
(1992年)
ストラクチュラル・ダメージ
(1995年)
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コースト・トゥ・コースト』(Coast to Coast)は、アメリカ合衆国ギタリストスティーヴ・モーズスティーヴ・モーズ・バンド名義で1992年に発表したスタジオ・アルバム。モーズのリーダー・アルバムとしては5作目に当たる。

背景

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前作『サザン・スティール』(1991年)に引き続き、デイヴ・ラルーとヴァン・ロメインが全面参加している。本作が制作されていた当時、モーズはフロリダ州に自分の新しいスタジオを建造しており、カリフォルニア州で作業を開始した後、フロリダ州で本作を完成させた[1]。モーズによれば、ギター・パートの録音は貸しトラックの中で行われたという[1]

「モーニング・ラッシュ・アワー」は、10人のギタリストが参加したコンピレーション・アルバム『Guitar Speaks 3』(1991年)に提供された曲で、Paul Kohlerはオールミュージックにおいて、モーズとロバート・フリップの演奏が聴き所と評している[2]

反響・評価

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アメリカでは『ビルボード』のヒートシーカーズで30位を記録した[3]。Daniel Gioffreはオールミュージックにおいて「冒頭からいきなり、フラット・ピッキングによるアルペジオを駆使して、スティーヴ・モーズの無比のギターが聴き手を圧倒する」「彼がディキシー・ドレッグスと共に制作した作品ほど重要ではないにせよ、有能かつ見過ごされたミュージシャン、ソングライターからの良い提供品である」と評している[4]

収録曲

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全曲ともスティーヴ・モーズ作。

  1. ユーザー・フレンドリー - "User Friendly" – 3:41
  2. カラタラル・ダメージ - "Collateral Damage" – 3:52
  3. ゲット・イット・イン・ライティング - "Get It in Writing" – 3:50
  4. モーニング・ラッシュ・アワー - "Morning Rush Hour" – 3:27
  5. ランナウェイ・トレイン - "Runaway Train" – 3:03
  6. ロング・ロスト - "Long Lost" – 3:33
  7. ジ・オズ - "The Oz" – 3:17
  8. オーヴァー・イージー - "Over Easy" – 5:12
  9. キャビン・フィーヴァー - "Cabin Fever" – 3:47
  10. フラット・バロック - "Flat Baroque" – 2:25

参加ミュージシャン

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脚注

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