ゴスフォード
ゴスフォード(Gosford)はオーストラリア・ニューサウスウェールズ州の都市である。州都シドニーの北約80kmに位置し、ブリスベン・ウォーターと呼ばれる入り江の北端に面する。ニューサウスウェールズ州においてシドニー大都市圏・ニューカッスル都市圏に次ぐ第3の人口を有するセントラルコースト・リージョンに属す。地方自治体としてのゴスフォード市の人口は16万9053人(2016年)[1]。
気候
[編集]他のニューサウスウェールズ州東岸部と同様、温暖湿潤気候(Cfa)に含まれる。
歴史
[編集]ヨーロッパ人の入植以前、この地域にはクーリンガイ(Kuringai)部族をはじめとしたアボリジニが居住していた。1788年、ニューサウスウェールズ州初代総督アーサー・フィリップがヨーロッパ人として初めてこの地を訪れた。入植がはじまったのは1823年のことで、1839年に当時の総督であったジョージ・ギプスによりゴスフォードの地名が与えられた。ギプスの友人であった第2代ゴスフォード伯アーチボルド・アチソンにちなむとされる。1889年にはシドニーへの鉄道が開通し、1930年にはパシフィック・ハイウェイがゴスフォードまで開通した。
市街地
[編集]商業地区のメインストリートは南北に伸びるマン通り(Mann Street)である。マン通りに面して、シティレールのゴスフォード駅がある。
パシフィック・ハイウェイは内陸部を通り、市街地をバイパスする。海岸寄りの幹線道路は「セントラルコースト・ハイウェイ」である。
スポーツ
[編集]市街中心部にあるブルータン・スタジアムは、2005年よりサッカーAリーグのセントラルコースト・マリナーズFCのホームスタジアムとなっている。また、2007年に1シーズンだけ行われたラグビーの全国リーグ「オーストラリアン・ラグビー・チャンピオンシップ」で優勝したセントラルコースト・レイズのホームスタジアムでもあった。
国際交流
[編集]ゴスフォード市は下記の市区と姉妹都市提携を結んでいる[2]。
脚注
[編集]- ^ “Census2016”. 04 Aug 2022閲覧。
- ^ Sister Cities Gosford City Council
参考文献
[編集]- Some Significant events in Gosford History, Gosford City Council
- ゴスフォド、ゴスフォード Gosford、豪日交流基金
- Gosford - Central Coast Central Coast Australia