ゴビアテリウム
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ゴビアテリウム | ||||||||||||||||||||||||||||||
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保全状況評価 | ||||||||||||||||||||||||||||||
絶滅(化石) | ||||||||||||||||||||||||||||||
地質時代 | ||||||||||||||||||||||||||||||
始新世中期 | ||||||||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Gobiatherium Osborn & Granger, 1932 | ||||||||||||||||||||||||||||||
種 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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ゴビアテリウム (Gobiatherium) は、新生代第三紀始新世中期にアジアに分布した大型の哺乳類。恐角目・ウインタテリウム科。学名はゴビ砂漠の獣。
形態
[編集]体長3m - 4m、頭骨長約70cm。サイほどの大きさの大型草食動物。恐角目に属するが、ウインタテリウムの様な多数の角は持たない。かわりに鼻の周囲の骨が瘤状に盛り上がっていた。ここにサイの様な角質の角があったとされる。また、上顎の切歯及び犬歯は失われている。おそらくはカバの様に水辺を生活の場とし、水生生物などを餌としていたとされる。以上の様にウインタテリウムとは様々な点で異なっているが、その差異は亜科のレベルに過ぎないとされる。
関連項目
[編集]- ウインタテリウム - 恐角目の代表的な属。三対の角とサーベル状犬歯を持つ。北アメリカ大陸、アジアに生息。
- プロディノケラス - 初期の恐角目。かつてはモンゴロテリウムなどとも呼ばれた。ゴビアテリウムの祖先または祖先に近縁な生物とされる。角は持たないがサーベル状犬歯を持つ。
- アンドリューサルクス - 同時代のモンゴルに生息した大型肉食動物。
- エンボロテリウム - 始新世末期から漸新世前期にかけて生息した、有角の大型草食動物(奇蹄目)。ゴビアテリウムの後に現れ、そのニッチを引き継いだ。
参考文献
[編集]- 富田幸光 文、伊藤丙雄、岡本泰子イラスト 『絶滅哺乳類図鑑』 丸善、2002年、ISBN 4-621-04943-7。
- 今泉忠明 『絶滅巨大獣の百科』 データハウス、1995年、ISBN 4-88718-315-1。