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ゴロピカリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ゴロピカリは、群馬県農業技術試験場が育成した水稲)の品種[1]

1993年(平成5年)に群馬県農業技術試験場で育成された[2]。名称は一般公募によるもので、群馬県名物ののイメージから[2]。開発時の名称は群馬7号で、月の光(愛知56号)とコシヒカリを親に持つ[3]

縞葉枯病に抵抗性があり、食味が良く、粒が大きいが特徴[1]二毛作向けの品種である[1]

1993年に群馬県奨励品種に指定され、1995年(平成7年)から独自銘柄による販売を開始。平成10年代における作付面積を見ると県の3割以上を本品種が占めていた。しかし、2010年(平成22年)以降の猛暑による高温で品質低下が続出。他品種への転換が進んだことで、作付面積は2019年(令和元年)時点で県全体の2%にまで低下した[4]

出典

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  1. ^ a b c 農業技術センターが育成した主な品種”. 群馬県農業技術センター (2021年2月4日). 2023年6月15日閲覧。
  2. ^ a b ゴロピカリ」『お米辞典: 全国お米銘柄解説』https://www.google.co.jp/books/edition/%E3%81%8A%E7%B1%B3%E8%BE%9E%E5%85%B8/HL45AwAAQBAJ?hl=ja&gbpv=1&dq=%E3%82%B4%E3%83%AD%E3%83%94%E3%82%AB%E3%83%AA&pg=PT64&printsec=frontcover2023年6月15日閲覧 
  3. ^ 群馬7号(ゴロピカリ)”. 農研機構. イネ品種 データベース. 2023年6月15日閲覧。
  4. ^ 令和 2年第1回定例会農林環境常任委員会(農政部関係)-03月11日-01号”. 群馬県議会 (2020年3月11日). 2023年7月30日閲覧。