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ゴールドィイ (大型ミサイル艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ゴールドィイ
Гордый
艦歴
起工 1959年5月 第199工場
進水 1960年5月24日
竣工 1961年2月6日
所属 ソ連海軍太平洋艦隊
退役 1987年7月30日
除籍 1987年8月9日
要目[1]
艦種 大型ミサイル艦[2]
艦型 57-bis号計画型
工場番号 90
排水量 基準排水量 3500 t
満載排水量 4192 t
全長 139 m / 130 m(水線長)
全幅 14.9 m / 13.9 m(水線長)
喫水 4.47 m / 4.47 m(水線長)
機関 ギアード蒸気タービン機関TV-8 2 基
蒸気ボイラーKV-76 4 基
合計出力 72800 hp
53500 kWt
スクリュー 2 基
電源 タービン発電機 2 基
供給電力 53500 kWt
ディーゼル発電機 2 基
供給電力 300 kWt
速力 34.5 kn
航続距離 3060 nm/18 kn(巡航速度)
行動期間 10 日間
乗員 士官 21 名
水兵 269 名
武装 艦対艦ミサイル単装発射機SM-59-1A 2 基
艦対艦ミサイルKSShch 12 - 16 発
57 mm4連装高角砲ZiF-75 4 基
30 mm連装機関砲AK-230 4 基
3連装魚雷発射管TTA-57-bis 2 基
16連装対潜ロケット弾発射機RBU-2500「スメールチ」 2 基
対潜ロケット弾RGB-25(RBU-2500) 128 発
指揮機 戦闘情報統禦装置「プランシェート57」
電探 汎用捜索電探MR-300「アンガラー」 1 基
水上捜索電探「リーフShch」 1 基
航法電探「ネプトゥーンM」 1 基
射撃管制装置 射撃管制レーダー「キパリース」(対艦ミサイル用) 2 基
射撃管制レーダー「フートB」(高角砲用) 2 基
ソナー GS-572「ペガース2」
電子戦装備 電子戦対抗装置「ビザーニ4」
電子戦対抗装置「クラープ11」
電子戦対抗装置「クラープ12」
音響警備装置
測距儀 指揮測距所SVP-42-50 1 基
通信 装備一式
IFF 装備一式
搭載機 Ka-15M 1 機
脚注
  1. ^ 要目は大型ミサイル艦時代のもの。大型対潜艦時代の要目は57型大型対潜艦を参照。
  2. ^ 大型ミサイル艦はソ連海軍の制式艦種。ゴールドィイは、艦の規模としては駆逐艦(艦隊水雷艇:Эскадренный миноносец)の一種に分類される。

ゴールドィイ(ロシア語:Гордыйゴールドィイ)は、ソ連で建造された大型ミサイル艦(Большой ракетный корабль)である。艦名は、ロシア語で「誇り高い」あるいは「高慢な」という意味の形容詞である。

概要

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ゴールドィイは、57-bis型大型ミサイル艦の5番艦として建造された。工場番号は90号艦で、1957年12月17日付けで海軍に登録された。1959年5月にはコムソモリスク・ナ・アムーレの第199工場(レーニンスキイ・コムソモール記念工場)で起工、1960年5月24日進水1961年2月6日には竣工し、同年11月15日付けで太平洋艦隊に編入された。

1968年3月28日から31日の間にはインドのマドラス(現チェンナイ)を訪問、続いて4月3日から6日の間にはボンベイ(現ムンバイ)を訪問した。

1973年から1975年にかけて、ウラジオストクの「ダリザヴォート」にて57-A号計画による改修工事を受けた。この結果、1975年6月20日付けで種別を大型対潜艦(Большой противолодочный корабль)に変更された。

資金資産局への引渡しと解体・売却のため1987年7月30日付けで海軍を退役し、同年8月9日付けで除籍された。その後、ミサイル試験の標的としてカムチャツカ半島沿岸のベーリング海へ沈められた。

関連項目

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外部リンク

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