サクラ〜卒業できなかった君へ〜
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「サクラ〜卒業できなかった君へ〜」 | ||||||||||||||||
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半﨑美子の楽曲 | ||||||||||||||||
収録アルバム | 『うた弁』 | |||||||||||||||
リリース | 2017年4月5日 | |||||||||||||||
ジャンル | J-POP | |||||||||||||||
時間 | 5分1秒 | |||||||||||||||
レーベル | 日本クラウン | |||||||||||||||
作詞者 | 半﨑美子 | |||||||||||||||
作曲者 | 半﨑美子 | |||||||||||||||
プロデュース | 亀田誠治 | |||||||||||||||
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「サクラ〜卒業できなかった君へ〜」 | ||||
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半﨑美子 の シングル | ||||
初出アルバム『うた弁』 | ||||
リリース | ||||
レーベル | 日本クラウン | |||
プロデュース | 亀田誠治 | |||
半﨑美子 シングル 年表 | ||||
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「サクラ~卒業できなかった君へ~」は、半﨑美子の楽曲。2017年4月5日に発売されたデビュー作となるミニ・アルバム『うた弁』の1曲目に収録された。作詞作曲は半﨑自身が手がけ、編曲とプロデュースは亀田誠治が行った[1]。同年9月6日には、同タイトルのメジャー1stシングルとしてもリリースされた[2]。
楽曲解説
[編集]本曲は、高校卒業を前に同級生を亡くしたという半﨑の友人の実体験を元にしており、卒業を迎えられるということは実は当たり前でないのだということを伝えたくて作った曲であると半﨑は語っている[3][4]。半﨑はしばしばこの曲を卒業式において歌っており、その際には、「無事に卒業できたことへの祝福と卒業できなかった人へ思い」を歌に込めているという[3]。また、桜は花が咲く春以外も存在しているように、心の中の人の記憶も1年中息づいているのだから、この曲も1年を通して歌い続けていきたいとも語っている[4]。
ミュージックビデオには映像作家・半崎信朗が制作したアニメーション動画が使われていて、この曲のイメージを表現している[2]。
反響
[編集]2017年5月10日付の有線リクエストランキング(J-POP)において、半﨑自身初の1位をとった[5]。また各地でこの曲を歌う中で、だれかを亡くした同じような気持ちを抱いている人と多く出会ったと半﨑は語っており、この曲のおかげで亡き子のことを思い出せるという手紙を受け取ったこともあるという。そのように本曲が、亡くなった人が心のなかに存在し続けていると感じるきっかけとなっていることについて、半﨑は「すごく嬉しいし、ありがたい」と述べている[4]。
シングルの収録曲
[編集]全作詞・作曲: 半﨑美子。 | ||
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「サクラ〜卒業できなかった君へ〜」 | |
2. | 「感謝の根」 | |
3. | 「種」 | |
4. | 「サクラ〜卒業できなかった君へ〜 合唱ver.」 | |
5. | 「サクラ〜卒業できなかった君へ〜(カラオケ)」 | |
合計時間: |
収録シングル
[編集]- 1st.シングル「サクラ〜卒業できなかった君へ〜通常盤」
- 1st.シングル「サクラ〜卒業できなかった君へ〜特別盤」
- 3rd.シングル「明日を拓こう〜特別盤」
- 4th.シングル「母へ〜特別盤・DVD」
- 5th.シングル「布石」サクラ〜卒業できなかった君へ〜合唱ver.
- 6th.シングル「ロゼット〜たんぽぽの詩〜」サクラ〜卒業できなかった君へ〜2021ver.
収録アルバム
[編集]- うた弁
収録DVD
[編集]- Live vol.7AKASAKA BLITZ「明日へ向かう人」リリースツアーファイナル 2015~明日へ向かって厄祓~通常盤
- Live vol.8AKASAKA BLITZ「降り積もる刻」リリースツアーファイナル 2016~三度降り積もる刻~通常版
- Live vol.9半崎美子「うた弁」ファイナルコンサート2017~特選!感謝の根菜盛り合わせ弁当~
- 「うた弁2」発売記念コンサートツアー2019「銀河鉄道39 ~きらり途中下車の旅~」
脚注
[編集]- ^ ““36歳の新人”半崎美子の歌声に聴衆が涙 各地でイベント盛況”. 音楽ニュース. オリコン (2017年5月15日). 2021年5月16日閲覧。
- ^ a b ““半崎美子、1stシングル『サクラ~卒業できなかった君へ~』アートワーク公開!”. 音楽ニュース. popscene (ポップシーン) (2017年8月8日). 2021年5月16日閲覧。
- ^ a b “「別れ」について 新しい環境への出発 シンガー・ソングライター半崎美子さん”. 東京新聞Web (2020年3月30日). 2021年5月16日閲覧。
- ^ a b c “半崎美子、ショッピングモールで歌い続ける理由”. 音楽ニュース. オリコン (2017年9月15日). 2021年5月16日閲覧。
- ^ “半崎美子「サクラ~卒業できなかった君へ~」リクエスト1位!”. popscene (ポップシーン) (2017年3月13日). 2021年5月16日閲覧。