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サツマゴキブリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サツマゴキブリ
日本高知県にてサツマゴキブリ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: ゴキブリ目 Blattaria
: ブラベルスゴキブリ科 Blattodae
: サツマゴキブリ属 Opisthoplatia
学名
Opisthoplatia orientalis
(Burmeister1838)
和名
サツマゴキブリ

サツマゴキブリ(薩摩ごきぶり、学名:Opisthoplatia orientalis)は、オオゴキブリ科マダラゴキブリ亜科サツマゴキブリ属のゴキブリである[1]

概要

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生息地域は日本(九州南部、四国南部、琉球列島が中心)・インド・中国・台湾・インドネシア・(ジャワ島)など[1][2]。日本においては、伊豆諸島八丈島で1979年に初確認され[2]、和歌山県では1994年以降の生息が確認されている[2]

体長25-35mm[2]。メスはオスに比べて大型である[1]。翅は退化して鱗弁状である[1]。石や倒木の下などに生息する野外種である[1][2]

中国ではシャチュウと呼ばれ、漢方薬の材料として利用される[3]。日本では衛生害虫と位置づけられる[1]

脚注

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  1. ^ a b c d e f 小松謙之; 佐藤龍樹『東京都で捕獲されたサツマゴキブリとわが国の分布』都市有害生物管理学会、2021年。doi:10.34348/urbanpest.11.1_11https://doi.org/10.34348/urbanpest.11.1_112022年12月27日閲覧 
  2. ^ a b c d e サツマゴキブリ|国立環境研究所 侵入生物DB”. www.nies.go.jp. 国立環境研究所. 2022年12月27日閲覧。
  3. ^ シャチュウ(シャ虫)|生薬の玉手箱”. www.uchidawakanyaku.co.jp. 株式会社ウチダ和漢薬. 2022年12月27日閲覧。

外部リンク

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