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サニア・ラメル空港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サニア・ラメル空港
مطار تطوان سانية الرمل
IATA: TTU - ICAO: GMTN
概要
国・地域 モロッコの旗 モロッコ
所在地 タンジェ=テトゥアン=アル・ホセイマ地方テトゥアン州テトゥアン
種類 民間用
運営者 ONDA
標高 3 m
座標 北緯35度35分39.60秒 西経005度19分12.07秒 / 北緯35.5943333度 西経5.3200194度 / 35.5943333; -5.3200194座標: 北緯35度35分39.60秒 西経005度19分12.07秒 / 北緯35.5943333度 西経5.3200194度 / 35.5943333; -5.3200194
滑走路
方向 長さ×幅 (m) 表面
6/24 2,300×45 コンクリート
7/25[1]
建設中
3200[2] ?
統計(2021年
旅客数 63,236[3]
発着回数 1,368[3]
出典:特に注記がない場合はWorld Aero Dataより[4]
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空港の一覧
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サニア・ラメル空港(サニア・ラメルくうこう、フランス語: Aéroport Tétouan – Sania R'melアラビア語: مطار تطوان سانية الرمل‎)は、 モロッコ王国北部の都市テトゥアンにある空港テトゥアン空港とも表記される。

概要

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1913年10月から11月にかけてスペイン軍軍事基地として開業。空港が平野にあるため雨季の冬に洪水が多発したにもかかわらず、第一次世界大戦後には増築や改修工事が行われスペイン軍の重要拠点となった。また、第3次リーフ戦争でも活躍している。1956年のモロッコ独立後は、モロッコが施設の運営をしている[5]

2008年に改修された現在のサニア・ラメル空港には2,300mの滑走路を有し、1,200のターミナルがある。ターミナルには年間30万人を処理する能力があるが、旅客輸送量が少なく[6]2022年の年間利用者数は63,236人である[3]2023年8月10日には、の長さ3200m[2]の第2滑走路の建設が終了し、現在は管制塔とターミナルの工事中である。工事が終了し第2滑走路が使用できるようになると、大型旅客機の離着陸も可能となり滑走路の処理能力が年間30万人となる[7]。実際に2023年6月23日には、ロイヤル・エア・モロッコが所有する大型機のボーイング747が離着陸に成功している[8]

就航路線[9]

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航空会社就航地
モロッコの旗ロイヤル・エア・モロッコ カサブランカアル・ホセイマ
アイルランドの旗ライアンエアー セビリアマラガマドリードアリカンテシャルルロワマルセイユマラケシュバルセロナ
ベルギーの旗TUIフライ・ベルギー ブリュッセル
モロッコの旗エア・アラビア・モロッコ[10][11] バルセロナマドリードブリュッセルマラガ

上記以外にも2024年5月7日からエア・アラビア・モロッコによるアムステルダムまでの路線が就航予定[12]

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ Aéroport Tétouan - Sania R'mel” (フランス語). 2024年1月29日閲覧。
  2. ^ a b “Extension des aéroports de Tétouan et d’Al Hoceïma : Les études d’impact sur l’environnement lancées”. Le matin.ma. (2022年1月9日). https://lematin.ma/amp/article.php?id=370232 2024年1月29日閲覧。 
  3. ^ a b c Annuaire Statistique du Maroc, année 2022 (Format Excel)” (フランス語). 高等計画委員会フランス語版. 2024年1月29日閲覧。
  4. ^ World Aero Data: SANIAT RMELウェブアーカイブ、2013年2月17日) - http://www.worldaerodata.com/wad.cgi?airport=GMTN[リンク切れ]
  5. ^ Ejército del aire.Aeródromos(wayback machine、2018年1月26日) - http://www.ejercitodelaire.mde.es/ea/pag?idDoc=BD09B2FC0FBC4052C12574480039C7ED[リンク切れ]
  6. ^ Monographie provinciale de Tétouan 2019” (フランス語). 高等計画委員会フランス語版. 2024年1月29日閲覧。
  7. ^ “مطار تطوان أصبح جاهزا للطائرات الدولية الكبرى بعد افتتاح مدرج جديد”. tanjanews. (2023年8月11日). https://tanjanews.com/135122.html 2024年1月29日閲覧。 
  8. ^ “مطار سانية الرمل بتطوان يستقبل أول طائرة من طراز بوينغ 747”. بريس تطوان. (2023年6月25日). https://presstetouan.com/%D9%85%D8%B7%D8%A7%D8%B1-%D8%B3%D8%A7%D9%86%D9%8A%D8%A9-%D8%A7%D9%84%D8%B1%D9%85%D9%84-%D8%A8%D8%AA%D8%B7%D9%88%D8%A7%D9%86-%D9%8A%D8%B3%D8%AA%D9%82%D8%A8%D9%84-%D8%A3%D9%88%D9%84-%D8%B7%D8%A7%D8%A6/ 2024年1月29日閲覧。 
  9. ^ Aéroport Tétouan Saniat R'mel” (フランス語). ONDA. 2024年1月29日閲覧。
  10. ^ AIR ARABIA MAROC LAUNCHES TETOUAN – EUROPE SERVICE IN NS24” (フランス語). aeroroute. 2024年1月29日閲覧。
  11. ^ AIR ARABIA MAROC FLIGHTS” (英語). flightconnections. 2024年4月18日閲覧。
  12. ^ “Air Arabia lance une nouvelle liaison Tétouan-Amsterdam”. medias24. (2024年3月12日). https://medias24.com/2024/03/12/air-arabia-lance-une-nouvelle-liaison-tetouan-amsterdam/ 2024年3月13日閲覧。 

外部リンク

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