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サミュエル・フランクリン・ナロン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サム・ナロン(サミュエル・フランクリン・ナロン)
Samuel Franklin Narron
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ノースカロライナ州ゴールズボロ
生年月日 (1981-07-12) 1981年7月12日(42歳)
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2002年 ドラフト15位
初出場 MLB / 2004年7月30日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

サミュエル・フランクリン・ナロン(Samuel Franklin Narron、1981年7月12日 - )は、アメリカ合衆国プロ野球選手プロ野球コーチ。現役時代のポジション投手

大学野球[編集]

ナロンは東カロライナ大学英語版で学び、東カロライナ・パイレーツ英語版大学野球英語版をプレーした。2002年カンファレンスUSAベースボール大会英語版でパイレーツは優勝し、ナロンは先発投手のポジションでベストナインに選出された[1]

プロ野球[編集]

ナロンは2002年のMLBドラフトテキサス・レンジャーズから15巡目指名された。ナロンは同シーズンよりルーキーアドバンスド級のプラスキ・レンジャーズでキャリアをスタートした。2003年、ナロンはアドバンスドA級のストックトン・ポーツに昇格。2004年、ナロンはダブルA級のフリスコ・ラフライダーズに昇格。さらにミッドシーズンに開催されたテキサスリーグのオールスターゲームのメンバーに選出され[2]、トリプルA級のオクラホマシティ・ドジャースへと昇格した。2004年シーズン、ナロンはテキサス・レンジャーズのメジャーリーグゲーム1試合に召集された。

2004年9月24日、ナロンはウェイバー公示となり、ミルウォーキー・ブルワーズから獲得申し込みを受けた。その後ナロンはトミー・ジョン手術を受け、2005年シーズンはすべて欠場した[2]。2006年、ナロンは現場復帰し、アドバンスドA級のブレヴァード・カウンティ・マナティーズ英語版でプレーした。2007年にはダブルA級のハンツヴィル・スターズ英語版でプレー。2008年はハンツヴィルでシーズンを開始し、同年5月16日にトリプルA級のナッシュビル・サウンズに昇格。ナロンは2008年シーズンの残りと2009年シーズン全体をナッシュビルで過ごした。2009年シーズン終了後、ナロンはマイナーリーグのフリーエージェント選手となった。

2010年1月14日、ナロンはデトロイト・タイガースから春季トレーニングへの招待を受け、マイナーリーグ契約を締結した。その後ナロンはフリーとなり、ミルウォーキー・ブルワーズとマイナーリーグ契約を結んだ。ナロンは2010年シーズン終了後にフリーエージェント宣言をしたが、2011年にふたたびミルウォーキー・ブルワーズと新たなマイナーリーグ契約を締結した。

選手引退後[編集]

ナロンは2011年シーズン終了後に選手を引退し、マイナーリーグのヘイガーズタウン・サンズ英語版に投手コーチとなった。ナロンは2018年シーズン、ポトマック・ナショナルズから投手コーチとして指名を受けた。

参考文献[編集]

  1. ^ 2012 Conference USA Baseball Media Guide”. p. 93. 2012年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年6月21日閲覧。
  2. ^ a b "Sam Narron." Nashville Sounds. Retrieved on 16 May 2008.

外部リンク[編集]