サム・モリソン
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サム・モリソン Sam Morrison | |
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生誕 | 1952年 |
出身地 | アメリカ合衆国 |
ジャンル | ジャズ、フュージョン |
職業 | ミュージシャン |
担当楽器 | サクソフォーン |
活動期間 | 1970年代 - |
共同作業者 | マイルス・デイヴィス |
サム・モリソン(Sam Morrison、1952年 - )は、1975年にマイルス・デイヴィスのバンドでソニー・フォーチュンに代わって演奏したアメリカのジャズ・サックス奏者。デイヴィスは「トレーンが俺のバンドに入って以来、これほど燃えるようなサックスを聴いたことがない」と言ったとされている[1]。
1976年、当時24歳のサックス奏者だったサム・モリソンは、イースト・ウィンド(日本)とInner City Records(アメリカ)のためにアルバム『砂丘』を制作し、1977年にリリースした。アルバムでは、アル・フォスターとバスター・ウィリアムスをフィーチャーしている。2003年になり、CDで再発された[2]。モリソンは、フォスターの1978年のアルバム『ミックスド・ルーツ』にも参加している。
1977年のうちに、ナラダ・マイケル・ウォルデンをフィーチャーしたセカンド・アルバム『Natural Layers』(Chiaroscuro Records)が続いてリリースされた。
モリソンは、ギル・エヴァンス、ウディ・ショウ、アンドリュー・チェシャー、日本のジャズ・ミュージシャンである菊地雅章、日野皓正、川崎燎とも共演している[3]。
彼はコロンビア大学を卒業し、アーメン・ドネリアンとマーク・コープランドとのバンドで演奏した[4]。
ディスコグラフィ
[編集]リーダー・アルバム
[編集]- 『砂丘』 - Dune (1977年、East Wind)
- Natural Layers (1977年、Chiaroscuro)
参加アルバム
[編集]- 川崎燎 : 『ジュース』 - Juice (1976年、RCA)
- 川崎燎 : 『リング・トス』 - Ring Toss (1977年、Chiaroscuro)
- アル・フォスター : 『ミックスド・ルーツ』 - Al Foster - Mixed Roots (1978年、CBS/Sony)
- 川崎燎 : 『エイト・マイル・ロード』 - Eight Mile Road (1978年、East Wind)
- 菊地雅章 : 『ススト』 - Susto (1981年、CBS/Sony)
- 日野皓正 : 『ダブル・レインボー』 - Double Rainbow (1981年、CBS/Sony)
- 菊地雅章 : 『ワン・ウェイ・トラヴェラー』 - One-Way Traveller (1981年、CBS/Sony)
- エリック・ウッド : Letters From The Earth (1997年、Tangible Music)
- マイルス・デイヴィス : 『ザ・コンプリート・オン・ザ・コーナー・セッションズ』 - The Complete On The Corner Sessions (2007年、Sony BMG)
- マイルス・デイヴィス : 『ニューポートのマイルス・デイビス 1955-1975 - ブートレッグ・シリーズVol.4』 - At Newport 1955-1975 (The Bootleg Series Vol. 4) (2015年、Columbia/Legacy/Sony Music)
脚注
[編集]- ^ Allaboutjazz article originally from The Buffalo Weekly.
- ^ Allmusic Dune
- ^ Allmusic credits
- ^ Katz, Jamie (Summer 2012). “The Jazz Education of Armen Donelian ’72”. Columbia College Today. December 12, 2020閲覧。