サンカンタンファラビエでの襲撃
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「サンカンタンファラビエでの襲撃」(サンカンタンファラビエでのしゅうげき)は現地時間の2015年6月26日午前にフランス南東部リヨン近郊のサン=カンタン=ファラヴィエのガス工場で発生した襲撃事件[1]。
これはガス工場が車に乗っていた数人のグループに襲撃され、爆発があったもので、拘束された1人の男は犯行当時イスラム過激派の旗を持っていて、フランス政府はこれをテロ事件と断定した[1]。この爆発によって、2人がけがをして、頭部を切断された男性の遺体が見つかった[2]。この遺体は工場の門の近くに置かれていて[3]、遺体付近にはアラビア語のメッセージがあった[4]。
現場は、フランス南東部のリヨンから、およそ30キロにある工場地帯にある、「エアー・プロダクツ」というアメリカに本社がある産業ガスメーカーの工場だった[2]。近隣施設の従業員によれば、現地時間10時ごろに爆発音が聞こえて、その衝撃によって窓が揺れたと話している[5]。
脚注
[編集]- ^ a b “仏工場でテロ、イスラム過激派か=遺体頭部にアラビア語メモ-犯人拘束”. 時事通信. (2015年6月27日) 2015年6月27日閲覧。
- ^ a b “仏 工場で爆発 テロ事件とみて捜査”. NHK. (2015年6月26日) 2015年6月27日閲覧。
- ^ ベルリン=宮下日出男 (2015年6月26日). “仏リヨンでアラビア旗の2人組が工場襲撃 1人逮捕 仏大統領「テロ」と非難”. 産経ニュース 2015年6月27日閲覧。
- ^ ブリュッセル=森本学 (2015年6月26日). “仏ガス工場襲撃1人死亡 1人拘束、テロとみて捜査”. 日本経済新聞 2015年6月27日閲覧。
- ^ “フランス化学工場で攻撃、容疑者はイスラム過激派か”. ウォール・ストリート・ジャーナル日本版. (2015年6月26日) 2015年6月27日閲覧。