サントネージュワイン
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒405-0018 山梨県山梨市上神内川107-1 |
設立 | 1942年11月28日 |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 6090001008904 |
事業内容 | ワイン製造 |
代表者 | 代表取締役社長 田中 良治 |
資本金 | 5000万円 |
従業員数 | 40名 |
外部リンク | https://www.sainteneige.co.jp/ |
サントネージュワインは、山梨県山梨市の甲州ワインの製造会社である。
社名・ブランド名である「サントネージュ(sainteneige)」はフランス語の「聖なる雪」を意味し、富士山にも由来している。
沿革
[編集]- 1942年11月18日 「日本葡萄酒株式会社」創立。
- 1947年 中巨摩郡若草村(のちの若草町→現・南アルプス市)にワイン醸造所を開設し、それを機に「中央発酵化学株式会社」設立。その後1950年「日東工業株式会社」→1951年「太平醸造株式会社」に社名を変更する。
- 1957年 昭和天皇・皇后が行幸啓。ブランド「サントネージュ」制定。
- 1959年 医療用製薬会社・協和発酵工業(現・協和キリン)傘下となる。
- 1972年 社名を現在の「サントネージュワイン株式会社」に変更
- 2002年 協和発酵の酒類事業の譲渡を受け、アサヒビール傘下となり[2]、2011年にアサヒビールの持ち株会社・アサヒグループホールディングスの発足により、ニッカウヰスキー傘下となる。
- 2021年 ニッカウヰスキー保有株を、甲州市の株式会社サン.フーズに譲渡。2021年9月1日付けでサン.フーズ傘下となった(ただし暫定的に、2021年12月31日まで、ニッカウィスキーが販売元となっており、2022年1月1日からサン.フーズが販売元となった)[3]。
受賞歴
[編集]「良いワインは良いブドウから」をコンセプトとして、1953年に他社に先駆けて、ヨーロッパ品種のブドウの栽培・育成をはじめ、地元・山梨産のほか、山形県上山市産のぶどうを栽培、日本のワイン醸造の基礎を築く大きな役割を果たした当社は、過去に数多くのワイン関連のコンテストなどの受賞歴があり、「ジャパン・ワインチャレンジ」というコンテストにおいては、「かみのやま 中島畑メルロー 2018」(2020年度金賞)、「かみのやま 中島畑メルロー 2019」(2021年度プラチナ賞・ベストジャパニーズワイン受賞)などを誇る[1][4]。
ワイナリー
[編集]山梨県山梨市上神内川107-1(登記上本店)に所在。工場見学(10名以上の団体・企業・学校の社会見学は要予約)のほか、ワイナリー直送のワインを試飲できる売店もある[5]。
その他
[編集]いづれも、協和発酵グループ時代であるが、かつての後楽園球場[6]、横浜スタジアム(ライト側のビル)[7]など日本プロ野球公式戦開催会場の一部に、広告看板を掲げていた。また、坂本龍一、森尾由美らを起用したテレビCM[8]が放送されたことがある。
外部リンク
[編集]- サントネージュワイン
- サントネージュワイン (@sainteneige) - Instagram
出典
[編集]- ^ a b サントネージュワインについて
- ^ 正式にはアサヒビールと協和発酵の合弁による新会社「アサヒ協和酒類製造」となるが、2005年に協和発酵との共同出資契約が終了後、アサヒビール完全子会社化をされ、2006年にニッカウヰスキーに統合されている。
- ^ サントネージュワイン株式会社の株式譲渡に関するお知らせ
- ^ 受賞歴
- ^ 工場見学・アクセス
- ^ その写真(レフトポール際に緑地・白文字)
- ^ その写真
- ^ YouTube・サントネージュワイン