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サントメオリーブバト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サントメオリーブバト
サントメオリーブバト
保全状況評価
ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: ハト目 Columbiformes
: ハト科 Columbidae
: カワラバト属 Columba
: サントメオリーブバト C. thomensis
学名
Columba thomensis
Barboza du Bocage, 1888
和名
サントメオリーブバト
英名
São Tomé olive pigeon,maroon pigeon

サントメオリーブバト (Columba thomensis) はの一種である。西アフリカ沖のサントメ島固有種であり、絶滅危惧種とされている[1]。1888年、ジョゼ・ヴィチェンテ・バルボーザ・デュ・ボカージェによって記載された。

形態

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全長37 - 40センチメートル[2]

分布

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サントメオリーブバトは島内の北西部(シャミソ)、中部の山塊(ラゴア・アメリア、ザンパルマ、ノヴァ・セイロン、ボンバイン、フォルモゾ・ペケーノ付近のヒオ・ロ・グランジェの渓谷)、南西部(シュフェシュフェ川とアナ・シャヴェス川の渓谷)、南東部 (アグア・イゼの西、ピコ・マリア・フェルナンジェスの上とサン・ジョアン・ドス・アンゴラレスの北)を含む、いくつかの場所に生息する[2]

保全状況

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同所に生息するコオリーブトキサントメコウライウグイスサントメコノハズクと同様、サントメオリーブバトの保全は残存する低地多雨林の生息地破壊を止められるかにかかっている[3]

脚注

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参考文献

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  • Bocage, 1888 : Oiseaux nouveaux de l'île St. Thomé. Jornal de Sciencias Mathematicas, Physicas e Naturaes, Academia Real das Sciencias de Lisboa, vol. XII, n. 48, p. 229-232.
  • del Hoyo J., Elliott A. & Sargatal J. (1997) Handbook of the Birds of the World, Volume 4, Sandgrouse to Cuckoos. BirdLife International, Lynx Edicions, Barcelona, p. 679
  • Prin J. & G. (1997) Encyclopédie des Colombidés. Prin, Ingré, p. 55