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サンドイ島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サンドイ島
南東から見たサンドゥール村
南東から見たサンドゥール村
フェロー諸島における位置
フェロー諸島における位置
北緯61度51分 西経6度47分 / 北緯61.850度 西経6.783度 / 61.850; -6.783座標: 北緯61度51分 西経6度47分 / 北緯61.850度 西経6.783度 / 61.850; -6.783
デンマークの旗 デンマーク
地域 フェロー諸島の旗 フェロー諸島
面積
 • 合計 125 km2
人口
(2001年)
 • 合計 1,494人
 • 密度 12人/km2
等時帯 UTC+0 (西ヨーロッパ時間)
 • 夏時間 UTC+1 (西ヨーロッパ夏時間)
郵便番号 298

サンドイ島フェロー語: Sandoyデンマーク語: Sandø)は、フェロー諸島で5番目に大きな島[1]。南部5島のもっとも北に位置する。中心地はサンドゥール村 (Sandur) で、人口は599人(2011年)[2]。その他の村落にスカルヴァネス (Skarvanes) 、スコープン (Skopun) 、スコーラヴィーク (Skálavík) 、フーサヴィーク (Húsavík) 、ダルール (Dalur) がある。

似た名前の島としてオークニー諸島サンデー島 (Sanday) 、インナー・ヘブリディーズ諸島にサンデー島 (Sanday) 、ノルウェーにサンドイ島 (Sandøy) がある。

重要野鳥生息地

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島の周囲の断崖と急斜面は、海鳥の重要な繁殖地であることからバードライフ・インターナショナルから重要野鳥生息地 (IBA) に認定されている。そこではフルマカモメ(5万つがい)やマンクスミズナギドリ(5000つがい)、ヒメウミツバメ(5万つがい)、ヨーロッパヒメウ(150つがい)、オオトウゾクカモメ(15つがい)、ニシツノメドリ(7万つがい)、ハジロウミバト(400つがい)が営巣する[3]。島ではこのほか、100つがいから150つがいのチュウシャクシギが繁殖するサンドゥール村周囲の荒地や泥炭地が広がる低地やグレトヒス湖、ルトラ湖、サンズ湖、ストーラ湖といった湖沼もIBAになっている[4]

ギャラリー

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脚注

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  1. ^ Proctor, James (2008). Faroe Islands. Bradt Travel Guides. pp. 133. ISBN 1-84162-224-9. https://books.google.cz/books?id=blwCW3h2o28C&pg=PA133&dq=sandoy+faroe&hl=cs&ei=4F3bTuiWD9LR4QTL58zZDQ&sa=X&oi=book_result&ct=result&resnum=3&ved=0CEAQ6AEwAg#v=onepage&q=sandoy%20faroe&f=false 
  2. ^ Visit Sandoy. “Sandoy”. The Tourist Information Center in Sandoy. 4 December 2011閲覧。
  3. ^ BirdLife International. (2012). Important Bird Areas factsheet: Sandoy. Downloaded from Birdlife.org on 2012-02-23.
  4. ^ BirdLife International. (2012). Important Bird Areas factsheet: Vøtnini á Sandoy (Lakes of Sandoy). Downloaded from Birdlife.org on 2012-02-23.

参考文献

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  • Jørgensen, Gunni, and Jóannes Rasmussen. Glacial Striae, Roches Moutonnées, and Ice Movements on Sandoy (Faeroe Islands). Communications géologiques, no 314. [Copenhagen, Denmark]: Muséum de minéralogie et de géologie de l'Université de Copenhague, 1978.
  • Lawson, Ian, et al. 2005. "Historical Ecology on Sandoy, Faroe Islands: Palaeoenvironmental and Archaeological Perspectives". Human Ecology. 33, no. 5: 651-684.