サン太陽トラベル
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種類 | 株式会社 |
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略称 | サミーツアー |
本社所在地 |
541-0041 大阪府大阪市中央区北浜3-2-23 広島銀行ビル2F |
設立 | 1990年(平成2年)4月10日(サミー大阪株式会社) |
業種 | サービス業 |
事業内容 | 旅行事業 |
代表者 | 破産管財人 柏木千鶴 |
資本金 | 4000万円 |
関係する人物 | 菅野義彦(破産時の代表取締役) |
特記事項:大阪府知事登録旅行業第2-1522号。2010年2月3日破産手続開始決定、2011年2月11日破産廃止(法人格抹消)。 |
株式会社サン太陽トラベル(サンたいようトラベル)は、かつて大阪府大阪市に本社を置いていた旅行会社。ツアーブランドとしてサミーツアーという名称を使用していた。
概要
[編集]主に旅行商品(募集型企画旅行)の企画・販売を取り扱っており、各地区の旅行代理店への卸し(ホールセール)、自社ホームページ、楽天トラベルを通じてのネット販売も展開していた。特にバスツアーに重点を置き、スキーツアーや東京ディズニーリゾートへのバスツアーなどを企画していた。
首都圏と関西・中京を結ぶツアーバス「イースト・ウエスト・シャトル」(East West Shuttle) の企画・取り扱いのほか、他社運行のツアーバス(新日本ツーリスト「コトバスエクスプレス」・ハーヴェストホールディングス「ハーヴェストライナー」・ロータリーエアーサービス「キラキラ号」)の斡旋も行っていた。
その他、旅行企画商品として関西圏出発の富士急ハイランドへのバスツアーを企画。バスは富士急ハイランドの人気アトラクションドドンパより名前を採り「ドドンパライナー」として運行した。
経営破綻
[編集]2009年10月30日、サン太陽トラベルが事業を停止、同年11月に大阪地方裁判所に自己破産手続きの開始を申し立てる準備に入ったことが明らかになった[1]。負債総額は約7億円で、2007年に企画した吹田スキーバス事故で乗員・乗客ら27人が死傷したことを受け信用が低下したことなどにより、収益が悪化していたことが原因とされる[1]。
→事故の詳細については「ダイヤモンドバス § 吹田スキーバス事故」を参照
2010年2月3日に破産手続開始決定、2011年2月11日付で費用不足のため破産廃止の決定がなされ、完全消滅した。
脚注
[編集]- ^ a b “サン太陽トラベル、破産申立へ−負債額想定7億円、スキーバス事故で打撃”. Travel Vision (2009年11月2日). 2009年11月6日閲覧。
関連項目
[編集]- ダイヤモンドバス#吹田スキーバス事故
- ハーヴェストホールディングス - 関越自動車道高速バス居眠り運転事故を起こしたツアーバスの催行会社
- ツアーバス