サード・ステージ
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『サード・ステージ』 | ||||
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ボストン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | MCAレコード | |||
プロデュース | トム・ショルツ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
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ボストン アルバム 年表 | ||||
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『サード・ステージ』 (Third Stage) は、1986年に発表されたボストンのアルバム。1978年の『ドント・ルック・バック』以来8年ぶりの第3作目。全米チャートで4週連続1位、最初にシングルカットされた「アマンダ」は2週連続1位の大ヒットを記録した。
解説
[編集]前作の発表とツアーの後、ボストンの活動は一旦停止する。新作の制作が遅々として進まず、業を煮やしたエピック・レコードとの法廷闘争に突入したのが主な理由である。リーダーのトム・ショルツはこの間もスローペースながら楽曲制作を続け、法廷闘争が決着しMCAレコードへ移籍した1986年、ようやく第3作目となる本作が発表された。こうした経緯ゆえ各曲の作曲時期はバラバラである(例えば「アマンダ」は1980年の作)。
前作同様のポップでメロディアスかつ広がりのあるハードロック路線であるが、「アマンダ」をはじめとしてミドルテンポの落ち着いた曲が目立つ。中でも、ショルツが学生時代を過ごした1960年代後半の「愛と自由と平和を信じた青春時代」を懐古する「ホリーアン」は非常に感傷的である。
レコーディングメンバーは、ショルツ(全楽器)、ブラッド・デルプ(ボーカル)以外は前作と変わり、ジム・マスデア(ドラム)、ギャリー・ピール(ギター)が参加した。ギターの録音ではショルツ自身が開発したエフェクター「ロックマン」が活躍している。また前作同様、「ノー・シンセサイザー、ノー・コンピューター」のクレジットがある。
収録曲
[編集]- Amanda
- We're Ready
- The Launch
- Cool the Engines
- My Destination
- A New World
- To be a Man
- I Think I Like It
- Can'tcha Say (You Believe in Me) / Still In Love
- Hollyann