ザカリヤ

ザカリヤ

ヘブライ語起源の男性名「ゼカリヤ」（ヘブライ語: זְכַרְיָה‎、英語: Zechariahなど）が、音転写を経て転記（英語: Zachariahなど）されたもの。ザカリア、ザハリアのほか、ザカリアス、ツァハリエ、ツァハリアスなどとも。

新約聖書では「ザカリア」（ザカリヤ）、旧約聖書では「ゼカリア」（ゼカリヤ）、日本ハリストス正教会では「ザハリア」と表記されるほか、世界各地の人名・地名などにみられる。

異表記

英語圏では、ザカライア、ザカライアス^[1]など（英語: Zachariah、英語: Zacharia、英語: Zacharias）^[2]
ドイツ語では、ツァハリーエ^[1]、ツァハリアェ^[1]（ドイツ語: Zachariä、ドイツ語: Zachariae、de:Zachariä参照）、ツァハリアス（ドイツ語: Zacharias、de:Zacharias参照）^[2]
フランス語では、ザカリ^[1]（フランス語: Zacharie）^[2]
イタリア語では、ザッカリア^[3]、ザッカリーア^[3]、ヅァッカリーア^[3]（イタリア語: Zaccaria）^[2]
スペイン語では、サカリアス（スペイン語: Zacarias）^[2]
ロシア語では、ザカリア^[1]、ザカリヤ^[1]（ロシア語: Закария Zakaria）、ru:Закария参照
西アジアから東南アジア方面では、ザカリヤ^[1]（Zakariyā^[1]、Zakariyyaなど）
- ディベヒ語では、ザカリヤ（ディベヒ語: ޒަކަރިއްޔާ‎ Zakariyya）

日本語文献では、ザカライアス^[1]、ザカリー^[1]、ザカリアス^[1]、ザカリーアス^[1]、ゼカリヤ^[1]、ゼカルヤ^[1]、ツァハリーアス^[1]、ツァハリアス^[1]、ツアハリアス^[1]など。

そのほか異型として

ザカリア - 新約聖書に登場する人物。エルサレム神殿の祭司。洗礼者ヨハネの父。^[5]^[2]
- ザカリアの歌 - ザカリアが、息子ヨハネが口をきけるようになった際に詠んだ賛歌。『ルカによる福音書』に収録。ルター派などでは朝の礼拝で歌う。^[6]

など

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k ^l ^m ⁿ ^o ^p ^q ^r ^s ^t ^u ^v ^w 『アルファベットから引く外国人名よみ方字典』p.571
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f 『世界人名・地名表記辞典　英・独・仏・伊・西・日語対照』p.157
^ ^a ^b ^c 『アルファベットから引く外国人名よみ方字典』p.571
^ ^a ^b 『アルファベットから引く外国人名よみ方字典』p.571
^ Britannica Japan Co., Ltd、『ブリタニカ国際大百科事典小項目事典』（2014年）、「ザカリヤ」コトバンク版。2020年9月11日閲覧。
^ Britannica Japan Co., Ltd、『ブリタニカ国際大百科事典小項目事典』（2014年）、「ザカリヤの頌」コトバンク版。2020年9月11日閲覧。
^ Britannica Japan Co., Ltd、『ブリタニカ国際大百科事典小項目事典』（2014年）、「ザカリアス」コトバンク版。2020年9月11日閲覧。
^ IMDb、Release Info、2020年9月11日閲覧。

石川敏男編、『世界人名・地名表記辞典　英・独・仏・伊・西・日語対照』、南雲堂、1983。国立国会図書館書誌ID:000001630765。ASIN B000J7CZ8E
日外アソシエーツ編、『アルファベットから引く外国人名よみ方字典』、日外アソシエーツ、2003。ISBN 4-8169-1763-2

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