ザフィシオ
ザフィシオ | |
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欧字表記 | Zafisio |
品種 | サラブレッド |
性別 | 牡→騸 |
毛色 | 鹿毛 |
生誕 | 2006年3月6日(18歳) |
父 | Efisio |
母 | Goldthroat |
母の父 | Zafonic |
生国 |
アイルランド (キルデア県) |
生産者 |
エアリースタッド &トーマス・ピルキントン |
馬主 | H.ダウンズ |
調教師 | P.ブロックレイ(イギリス) |
競走成績 | |
生涯成績 | 21戦5勝 |
獲得賞金 |
2万3629UKポンド(イギリス) 15万4000ユーロ(フランス) (2008年11月12日現在) |
ザフィシオ (Zafisio) は、アイルランドで生産された競走馬である。
経歴
[編集]2歳(2008年)
[編集]8月14日にサンダウン競馬場で競走馬デビュー戦を迎えてデビュー初戦は3着だったが、その約2週間後の8月27日にエア競馬場行われたレースを制してデビュー2戦目で初勝利を挙げた。約2週間後の9月13日にグッドウッド競馬場で行われたスターダムステークス(準重賞)も制して2連勝すると、約1ヵ月後の次走はフランスへ遠征し、重賞競走初挑戦となったコンデ賞 (G3) に出走したが5着だった。そしてその約2週間後にはG1競走初挑戦となったクリテリウム・アンテルナシオナルに出走することになった。しかし11頭中9番人気という低評価だったがレースでは、最後の直線で末脚を伸ばしゴール前でプリンスジークフリートをアタマ差で交わして1着となり、重賞及びG1競走初勝利を挙げた[1]。この勝利は鞍上のドミニク・ブフとポール・ブロックレイ厩舎にとっても同競走初勝利となった。さらにG1競走連勝をかけて翌週のクリテリウムドサンクルーにも出走したが、フェームアンドグローリーに敗れて5着だった。そしてレース後は休養に入り6戦3勝で2歳を終えた。
3歳(2009年)・4歳(2010年)
[編集]休養を終えて3歳緒戦はドイツ2000ギニー (G2) に出走し2着。その後、フランスに遠征して、6月7日のジョッケクルブ賞に出走したが、見せ場なく13着と大敗した。休養を挟み、ソロナウェーステークス (G3) では3着だった。続くパース賞 (G3) に出走し勝利を収めた。その後ドイツに遠征してG3戦を勝利した。4歳時代は1戦したが、未勝利に終わった。
5歳(2011年)〜7歳(2013年)
[編集]8月17日のインターナショナルステークスで復帰したがトゥワイスオーヴァーの4着に敗れた。その後2戦したが9着、5着に終わった。6歳以降も未勝利に終わり現役を引退した。
競走成績
[編集]年月日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 頭 数 |
ゲート 番 |
オッズ (人気) |
着順 | 騎手 | 斤 量 |
距離(馬場) | タイム |
着差 | 勝ち馬/(2着馬) | ||
2008 | 8. | 14 | サンダウン | メイドン | 5 | 5.5(3人) | 3着 | T.オシーア | 129lb | 芝8f14y | 3 | Too Much Trouble | |||
8. | 27 | エア | メイドン | 13 | 5.5(2人) | 1着 | G.ギボンズ | 129lb | 芝7f50y | 1:38.00 | アタマ | (Henderson Park) | |||
9. | 13 | グッドウッド | スターダムS | LR | 5 | 5.5(4人) | 1着 | D.ホランド | 126lb | 芝8f(良) | 1:46.32 | 1.1/4 | (Anmar) | ||
10. | 19 | ロンシャン | コンデ賞 | G3 | 7 | 13.0(5人) | 4着 | D.ホランド | 56kg | 芝1800m(良) | 2 | Naval Officer | |||
11. | 2 | サンクルー | クリテリウム・アンテルナシオナル | G1 | 11 | 8 | 29.0(9人) | 1着 | D.ブフ | 57kg | 芝1600m(不) | 1:46.10 | アタマ | (プリンスシーグフリード) | |
11. | 12 | サンクルー | クリテリウムドサンクルー | G1 | 11 | 4 | 5.0(2人) | 5着 | D.ブフ | 57kg | 芝2000m(不) | 1.3/4 | フェームアンドグローリー |
※競走成績は2008年11月12日現在。1ポンド (lb) は約0.453キログラム。
血統表
[編集]ザフィシオの血統ハイペリオン系 / Raise a Native 4×5=9.38%、Northern Dancer 5×5=6.25%(母内) | (血統表の出典) | |||
父 Efisio 1982 鹿毛 |
父の父 Formidable1975 鹿毛 |
Forli | Aristophanes | |
Trevisa | ||||
Native Partner | Raise a Native | |||
Dinner Partner | ||||
父の母 Eldoret1976 鹿毛 |
High Top | Derring-Do | ||
Camenae | ||||
Bamburi | Ragusa | |||
Kilifi | ||||
母 Goldthroat 1999 鹿毛 |
Zafonic 1990 鹿毛 |
Gone West | Mr. Prospector | |
Secrettame | ||||
Zaizafon | The Minstrel | |||
Mofida | ||||
母の母 Winger1992 栗毛 |
In the Wings | Sadler's Wells | ||
High Hawk | ||||
Rappa Tap Tap | *タップオンウッド | |||
Reprocolor F-No.13-e |
血統背景
[編集]- 祖母のいとこ、ステージクラフト(重賞競走4勝)
- 祖母のいとこ、オペラハウス(1993年コロネーションカップ、エクリプスステークス、キングジョージ6世&クイーンエリザベスダイヤモンドステークス)
- 祖母のいとこ、カイフタラ(1998年ゴールドカップ、アイリッシュセントレジャー、1999年アイリッシュセントレジャー、2000年ゴールドカップ)
- 祖母のいとこ、ジージートップ(2003年オペラ賞)
脚注
[編集]- ^ “ザフィシオがG1初制覇 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2022年1月29日閲覧。
外部リンク
[編集]- 競走馬成績と情報 JBISサーチ、Racing Post