ザ・ジゴロ
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『ザ・ジゴロ』 | ||||
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リー・モーガン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1965年6月25日(#2)、7月2日(#1, #3, #4, #5) ニュージャージー州 ヴァン・ゲルダー・スタジオ[1] | |||
ジャンル | ジャズ、ハード・バップ | |||
時間 | ||||
レーベル | ブルーノート・レコード | |||
プロデュース | アルフレッド・ライオン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
リー・モーガン アルバム 年表 | ||||
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『ザ・ジゴロ[注釈 1]』(The Gigolo)は、アメリカ合衆国のジャズ・トランペット奏者、リー・モーガンが1965年に録音・1968年に発表したスタジオ・アルバム。
解説
[編集]1965年6月25日に行われた1回目のセッションにおける録音は、「トラップト」以外はお蔵入りとなり、残りの曲は7月1日のセッションで録音された[1]。収録曲「イエス・アイ・キャン、ノー・ユー・キャント」は、モーガンが1963年に録音した代表曲「ザ・サイドワインダー」の路線を踏襲している[2]。
スコット・ヤナウはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「ここには弱い曲がなく、リーダーを筆頭にテナー奏者のウェイン・ショーター、ピアニストのハロルド・メイバーン、ベーシストのボブ・クランショウ、ドラマーのビリー・ヒギンスのいずれも、辛辣な批判を受けることはあり得ない」と評している[3]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はリー・モーガン作曲。
- イエス・アイ・キャン、ノー・ユー・キャント - "Yes I Can, No You Can't" - 7:26
- トラップト - "Trapped" (Wayne Shorter) - 5:59
- スピード・ボール - "Speedball" - 5:32
- ザ・ジゴロ - "The Gigolo" - 11:07
- ユー・ゴー・トゥ・マイ・ヘッド - "You Go to My Head" (John Frederick Coots, Haven Gillespie) - 7:22
2006年リマスターCDボーナス・トラック
[編集]- ザ・ジゴロ(別テイク) - "The Gigolo (Alternate Take)" - 10:04
参加ミュージシャン
[編集]- リー・モーガン - トランペット
- ウェイン・ショーター - テナー・サクソフォーン
- ハロルド・メイバーン - ピアノ
- ボブ・クランショウ - ベース
- ビリー・ヒギンス - ドラムス
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 1997年再発CD (TOCJ-4212)、2000年再発CD (TOCJ-9219)、2005年再発CD (TOCJ-6600)、2008年再発CD (TOCJ-7148)、2014年再発CD (UCCQ-5048)、2017年再発CD (UCCQ-9328)の帯に準拠。1983年発売の日本盤LP (K18P-9234)の帯では『ジゴロ』と表記されていた。
出典
[編集]- ^ a b “Lee Morgan Discography”. Jazz Discography Project. 2022年2月6日閲覧。
- ^ Chell, Samuel (2007年2月26日). “Lee Morgan: Lee Morgan: The Gigolo album review”. All About Jazz. 2022年2月6日閲覧。
- ^ Yanow, Scott. “The Gigolo - Lee Morgan”. AllMusic. 2022年2月6日閲覧。