ザ・ファッションショー 若きデザイナーたちのバトル
ザ・ファッションショー The Fashion Show | |
---|---|
ジャンル | リアリティ番組 |
原案 | Eli Holzman |
出演者 |
|
国・地域 | 米国 |
言語 | 英語 |
シーズン数 | 2 |
話数 | 22 |
各話の長さ | 42分 |
製作 | |
製作 | Left/Right Productions |
配給 | FremantleMedia |
放送 | |
放送チャンネル | 、ブラボー (米テレビ局) |
放送期間 | 2009年5月7日 - 2011年1月25日 |
公式ウェブサイト |
『ザ・ファッションショー 若きデザイナーたちのバトル』(原題:The Fashion Show: Ultimate Collection、当初はThe Fashion Show)は、ブラボー (米テレビ局)のケーブルネットワーク上で2009年5月7日に初放映された米国のリアリティ番組シリーズである。
この番組はファッションデザインに焦点を当て、ファッションデザイナーの、アイザック・ミズラヒとスーパーモデルのイマンが司会を務める。出場者は、時間、素材、テーマに制約を課せられるなか最高の服を作るためお互いに競い合い、その結果生まれたデザインが審査され、毎週1人以上のデザイナーが除外されていく[1]。当初この番組は歌手のケリー・ローランドが共同司会を務めていたが、彼女はシーズン2でイマンと交代になった[2]。
同番組は、ブラボー局最初のファッション競争テレビ番組『プロジェクト・ランウェイ』に取って代わるもので、少なからぬ論争を伴ったライフタイム (テレビ局)への番組移動[注釈 1]があった後で製作されている。
国際的には、オランダのテレビ局RTL 5でこの番組が放送されたほか[4]、英国の有料テレビチャンネルReallyでも放送された[5]。第2シーズンが終了した2011年1月25日以降、ブラボーは同番組の続編には取り組まなかった。
番組構成
[編集]シーズン1
[編集]シーズン1はケリー・ローランドとアイザック・ミズラヒが司会として進行を務めた。 司会者も審査員であり、審査委員にはファーン・マリスとローラ・ブラウンが加わった。
15人のデザイナーが、12万5000ドルを勝ち取って自身のファッションを小売販売するために競い合った。これらデザイナー達は自分の技能を試される課題をこなしていき、そのたびに評価の最も悪い者が脱落していく形式で、最終的な勝者を選んだ[6]。
シーズン2
[編集]第2シーズンが新しい方式を導入したことで、新しい司会のイマン(彼女は以前、カナダ版『プロジェクト・ランウェイ』の司会を務めていた)、再び司会のアイザック・ミズラヒ(彼は『プロジェクト・ランウェイ』のオールスターシーズンで審査を務めることになる)、および審査員を再び務める『ハーパーズ バザー』のローラ・ブラウンが召集された。今回の出場者は2つのファッション「ハウス」に分けられた。 各ファッションハウスは、ファッションはもちろんのこと照明、音楽、セットからあらゆる物を含め、全て一から(エピソードごとに)まとまりあるファッションショーを創り上げることが期待された。
第1シーズンでは単に『ザ・ファッションショー 』と呼ばれていたが[7] 、第2シーズンではタイトルが『ザ・ファッションショー :アルティメット・コレクション』に変更された。
シーズン2は11月9日の午後9時-10時に初放送され、12人のデザイナーが究極のコレクションを生み出すために競争し、TRESemmeプロフェッショナルヘアケア[注釈 2]によって提供される12万5000ドルを勝ち取る機会を得た[8]。
あるエピソードで、Calvin Tranは他の出場者と一緒に仕事をしなければならないことに関して「Oh, here go hell come!」[注釈 3]と打ち明けた。 それはThe Soupで広く嘲笑されてしまった。
出場者
[編集]シーズン1
[編集]出場者 | 結果 |
---|---|
Jonny Day | 15位 |
Kristin Hassan | 14位(棄権) |
Laura Dawson | 13位 |
Markus Ketty | 12位 |
Andrew Christian | 11位 |
Keith Lissner | 10位 |
Angel Chang | 9位 |
Lidia Amirova | 8位 |
Haven Howell | 7位 |
Merlin Castell | 6位 |
Johnny Rodriguez | 5位 |
Reco Chapple | 4位 |
James-Paul Ancheta | 第3位 |
Daniella Kallmayer | 準優勝 |
Anna McCraney | 優勝者 |
デザイナーは1名ずつ脱落(または棄権)していき、残ったデザイナー3人による最終課題で優勝者が決まった。
シーズン2
[編集]出場者 | 結果 |
---|---|
Francine Simmons | 12位 |
Mike Vensel | 11位(棄権) |
Tamara Jones | 10位 |
Rolando "Ro" Tamez | 9位 |
Golnessa Farmanara | 8位 |
David Caldwell | 7位 |
Cindy Ayvar | 6位 |
Eduardo de las Casas | 5位 |
Cesar Gallindo | 4位 |
Dominique Pearl David | 第3位 |
Calvin Tran | 準優勝 |
Jeffrey Williams | 優勝者 |
デザイナーは1名ずつ脱落(または棄権)していき、残ったデザイナー3人による最終課題で優勝者が決まった。
脚注
[編集]- 注釈
- ^ 『プロジェクト・ランウェイ』の番組移動をめぐっては、両テレビ局が裁判で争うほどの大ごとになった[3]。結局ライフタイムに番組を取られた形のブラボーが製作した類似内容の番組が『ザ・ファッションショー 』である。
- ^ 同社はブラボー制作時代の『プロジェクト・ランウェイ』スポンサー(シーズン5以前)であり[3]、その縁もあって『ザ・ファッションショー 』の番組スポンサーになった。TRESemmeが用意した賞金12万5000ドルは、プロジェクト・ランウェイ(同10万ドル)よりも高額である。
- ^ 英語的に半分意味が取れないヘンテコ表現(嘲笑された理由)なので原文のまま。強引に訳すなら「ああ、やりますよ、地獄が来るんだ!」。以下は推測の域を出ないが、Calvinは「やりますよ、どんなに大変なことがあっても(come hell or high water)」のつもりだったと思われる。
- 出典
- ^ “The Fashion Show Season 1”. January 4, 2010時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月29日閲覧。
- ^ “Kelly Rowland is out of fashion - The Marquee Blog”. CNN
- ^ a b David Goetzl ," Brandtique: 'Project Runway,' Tresemme",MediaPost,October 3, 2008.
- ^ “Kelly Rowland presenteert The Fashion Show op RTL5”. Fashion (2009年12月22日). 2013年12月2日閲覧。
- ^ “Behind the scenes with Kelly Rowland | Really Channel”. Uktv.co.uk. 2013年12月2日閲覧。
- ^ “The Fashion Show - Episodes - The Must Have”. Bravo TV Official Site October 24, 2010閲覧。
- ^ “The Fashion Show - Episodes - The Must Have”. Bravo TV Official Site October 24, 2010閲覧。
- ^ “The Fashion Show Ultimate Collection - About”. Bravo TV Official Site October 24, 2010閲覧。