ザ・ファースト・イヤーズ・オブ・パイラシー
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『ザ・ファースト・イヤーズ・オブ・パイラシー』 | ||||
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ランニング・ワイルド の カバー・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1991年7月 - 8月 スタジオM[2] | |||
ジャンル | ヘヴィメタル、パワーメタル | |||
時間 | ||||
レーベル | ノイズ・レコード | |||
プロデュース | ロックン・ロルフ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
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ランニング・ワイルド アルバム 年表 | ||||
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『ザ・ファースト・イヤーズ・オブ・パイラシー』(The First Years of Piracy)は、ドイツのヘヴィメタル・バンド、ランニング・ワイルドが1991年に発表したアルバム。初期3作のアルバムおよび12インチ・シングル「Victim of States Power」の収録曲を、アルバム『ブレイズン・ストーン』当時のラインナップでセルフカバーした内容である[3]。なお、ヤンス・ベッカーとACは、本作を最後にバンドを脱退した[4]。
評価
[編集]『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「様式美ともいえるオーソドックスなタイプのヘヴィ・メタルなので、新録になって古臭さが薄らいだ」と評されている[1]。また、Markus Endresは2022年、Metal.deにおいて「オリジナル・ヴァージョンは生々しく、時に粗くザラザラして洗練もされていなかったが、独特の魅力もあった」「この1991年の新録音は、より均質で洗練され、パリッとしてスピード感もあり、より強力でプロフェッショナルな内容である」と評している[3]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はロックン・ロルフ(Rolf Kasparek)作。
- アンダー・ジョリィ・ロジャー "Under Jolly Roger" – 4:05
- ブランディド・アンド・エグザイルド "Branded and Exiled" – 3:50
- ソルジャーズ・オブ・ヘル "Soldiers of Hell" – 3:21
- レイズ・ユア・フィスト "Raise Your Fist" (Rolf Kasparek, Michael "Majk Moti" Kupper) – 4:51
- ヴァルパギス・ナイト "Walpurgis Night" (Gerald Warnecke)– 5:19
- ファイト・ジ・オプレッション "Fight the Oppression" – 4:53
- マーチング・トゥ・ダイ "Marching to Die" – 4:36
- ロー・ライド "Raw Ride" – 4:14
- ダイアモンズ・オブ・ザ・ブラック・チェスト "Diamonds of the Black Chest" – 2:48
- プリズナー・オブ・アワ・タイム "Prisoner of Our Time" (G. Warnecke) – 4:36
各曲のオリジナル・ヴァージョンの初出は下記の通り[2]。
- アルバム『ゲイツ・オブ・パーガトゥリィ』(1984年) - 3. 10.
- 12インチ・シングル「Victim of States Power」(1984年) - 5.
- アルバム『ブランディド・アンド・エグザイルド』(1985年) - 2. 6. 7.
- アルバム『アンダー・ジョリィ・ロジャー』(1987年) - 1. 4. 8. 9.
参加ミュージシャン
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “ランニング・ワイルド/ザ・ファースト・イヤーズ・オブ・パイラシー”. CDJournal. 音楽出版社. 2024年11月12日閲覧。
- ^ a b CD英文ブックレット内クレジット
- ^ a b c Endres, Markus (2022年6月2日). “Running Wild - The First Years Of Piracy” (ドイツ語). Metal.de. 2024年11月12日閲覧。
- ^ “Running Wild - Timeline”. Metal Storm. 2024年11月12日閲覧。
外部リンク
[編集]- ザ・ファースト・イヤーズ・オブ・パイラシー - Discogs (発売一覧)