ザ・メッセージ (2018年の映画)
ザ・メッセージ | |
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I Still See You | |
監督 | スコット・スピアー |
脚本 | ジェイソン・フュークス |
原作 |
ダニエル・ウォーターズ 『Break My Heart 1000 Times』 |
製作 |
ポール・ブルックス レオン・クラランス |
製作総指揮 |
ジェイソン・フュークス ダグラス・ジョーンズ ブラッド・ケッセル ジェフ・レヴィン スコット・ニーマイヤー ロール・ヴァッセ |
出演者 |
ベラ・ソーン リチャード・ハーモン ダーモット・マローニー エイミー・プライス=フランシス |
音楽 | ベアー・マクレアリー |
撮影 | サイモン・デニス |
編集 | ポール・カヴィントン |
製作会社 | ゴールド・サークル・フィルムズ |
配給 |
ライオンズゲート キノフィルムズ |
公開 |
2018年10月12日 2020年3月18日 |
上映時間 | 98分[1] |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $1,620,637[2] |
『ザ・メッセージ』(I Still See You)は2018年のアメリカ合衆国のサスペンス映画。監督はスコット・スピアー、主演はベラ・ソーンが務めた。本作はダニエル・ウォーターズが2012年に上梓した小説『Break My Heart 1000 Times』を原作としている。
なお、日本では一般劇場公開されなかったが、2020年3月にkino festivalで『アイ・スティル・シー・ユー』のタイトルで上映されたことがある[3]。
ストーリー
[編集]この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
シカゴ。マーティン・スタイナー博士の研究所が大爆発を起こし、何百万人もの人々が命を落とした。その事故以降、犠牲者の霊魂が世界のあちこちに出没し始める。現れる→特定の行動をする→消えるのサイクルを繰り返す彼/彼女らを、世間の人々は「残存者」と呼ぶようになる。
爆発事故から10年後、高校生のロニーはブライアンと名乗る霊魂が消滅の前に「逃げろ」という文字を鏡に書き残すのを気味悪く思っていた。ある日、ロニーは高校のビットナー先生にブライアンについて相談したが、「何も心配する必要はない」と一蹴されてしまう。途方に暮れるロニーだったが、新しくやって来た転校生のカークが「残存者」に並々ならぬ関心を抱いていることを知る。ロニーはカークの協力を得てブライアンの素性を調査し始めたが、その調査の末に、2人は「残存者」にまつわる恐ろしい真実を知ってしまう。
キャスト
[編集]- ヴェロニカ・カルダー(ロニー): ベラ・ソーン
- 子供時代のヴェロニカ・カルダー: ゾーイ・フィッシュ
- カーク・レーン: リチャード・ハーモン
- オーガスト・ビットナー: ダーモット・マローニー
- アンナ・カルダー: エイミー・プライス=フランシス
- ロバート・カルダー: ショーン・ベンソン
- マーティン・スタイナー博士: ルイス・ハーサム
- ブライアン: トーマス・エルムズ
- ジャニーン: サラ・トンプソン
- マシスン: ヒュー・ディロン
- グリア牧師: マリナ・スティーヴンソン・カー
- カークの父親: ダーシー・フェール
製作・音楽
[編集]2015年4月27日、小説『Break My Heart 1,000 Times』の映画化が進められており、スコット・スピアーが監督に、ヘイリー・スタインフェルドが主演に起用される見込みだと報じられたが[4]、結局、スタインフェルドが本作に出演することはなかった。2016年7月、ベラ・ソーンの出演が決まった[5]。2017年3月18日、本作の主要撮影が始まった[6]。20日、ダーモット・マローニーとリチャード・ハーモンの起用が発表された[6]。8月14日、ベアー・マクレアリーが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[7]。2018年10月12日、スパークス&シャドーズが本作のサウンドトラックを発売した[8]。
マーケティング・興行収入
[編集]2018年6月、ライオンズゲートが本作の全米配給権を購入した[9]。7月3日、ベラ・ソーンが自身のTwitterで本作の劇中映像を公開した[10]。18日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[11]。10月12日、本作は全米10館で限定公開され、公開初週末に815ドル(1館当たり81ドル)を稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場98位となった[12]。
評価
[編集]本作は批評家から酷評されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには13件のレビューがあり、批評家支持率は8%、平均点は10点満点で4.1点となっている[13]。また、Metacriticには7件のレビューがあり、加重平均値は31/100となっている[14]。
出典
[編集]- ^ “アイ・スティル・シー・ユー”. 映画.com. 2022年2月6日閲覧。
- ^ “I Still See You” (英語). Box Office Mojo. 2022年2月6日閲覧。
- ^ “アイ・スティル・シー・ユー”. kino festival. kinocinema 横浜みなとみらい. 2022年2月6日閲覧。
- ^ Petski, Denise (2015年4月27日). “Hailee Steinfeld To Star In ‘Break My Heart 1,000 Times’” (英語). Deadline.com 2022年2月4日閲覧。
- ^ McNary, Dave (2016年7月7日). “Bella Thorne Starring in Movie Adaptation of YA Novel ‘Break My Heart 1,000 Times’” (英語). Variety 2022年2月4日閲覧。
- ^ a b McNary, Dave (2017年3月20日). “Dermot Mulroney, Richard Harmon Join Bella Thorne’s ‘Break My Heart 1,000 Times’” (英語). Variety 2022年2月4日閲覧。
- ^ “Bear McCreary to Score Scott Speer’s ‘Break My Heart 1000 Times’” (英語). Film Music Reporter. (2017年8月14日) 2022年2月4日閲覧。
- ^ “‘I Still See You’ Soundtrack to Be Released” (英語). Film Music Reporter. (2018年10月11日) 2022年2月4日閲覧。
- ^ BITCHIMBELLATHORNE [@bellathorne] (2018年6月9日). "When @Lionsgate buys your movie I still see you. OCTOBER HERE WE COME" (英語). X(旧Twitter)より2022年2月4日閲覧。
- ^ BITCHIMBELLATHORNE [@bellathorne] (2018年7月3日). "Eye still see u 👀 October 12th" (英語). X(旧Twitter)より2022年2月4日閲覧。
- ^ Burwick, Kevin (2018年7月18日). “I Still See You Trailer Traps Bella Thorne in a World of Ghosts” (英語). MovieWeb 2022年2月4日閲覧。
- ^ “Domestic 2018 Weekend 41/October 12-14, 2018” (英語). Box Office Mojo. 2022年2月4日閲覧。
- ^ "I Still See You". Rotten Tomatoes (英語). 2022年2月6日閲覧。
- ^ "I Still See You" (英語). Metacritic. 2022年2月6日閲覧。