シカゴ市長
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シカゴ市長 Mayor of Chicago | |
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シカゴ市旗 | |
任期 | 4年間(任期制限無し) |
初代就任 | ウィリアム・バトラー・オグデン |
創設 | 1837年 |
ウェブサイト | Office of the Mayor |
シカゴ市長(英語:Mayor of Chicago)は、アメリカ合衆国のイリノイ州シカゴ市の市長である。シカゴ市議会の助言と同意を得て各部門の局長などを任命する。
選挙
[編集]4年ごとの2月の最終火曜日に一般投票によって選出される。投票の50パーセント以上を得た候補者がいない場合、決選投票は4月の第1火曜日に実施される。選挙は無党派的に開催されており、市長の任期制限の無い都市としてはアメリカ最大である。
歴史
[編集]初代市長はウィリアム・バトラー・オグデンである。なお以下の2組は親子で市長を務めた。
- カーター・ハリソン・シニアとカーター・ハリソン・ジュニア
- リチャード・J・デイリーとリチャード・M・デイリー
初のシカゴ生まれの市長
- カーター・ハリソン・ジュニア
女性で初めての市長
- ジェーン・バーン
黒人で初めての市長
- ハロルド・ワシントン
なお暫定市長のデイヴィッド・デュヴァル・オアーが最短任期の市長である。リチャード・M・デイリーは1989年の選出以来6期も市長を務め、2010年9月に7期目の出馬を行わないと発表した。2010年12月26日にデイリーは父親を抜いて最長任期の市長となった[1]。
市長の一覧
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
# | 画像 | 名前 | 在職期間 | 政党 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | ウィリアム・バトラー・オグデン | 1837年 - 1838年 | 民主党 | ||
2 | バックナー・スティス・モリス | 1838年 - 1839年 | ホイッグ党 | ||
3 | ベンジャミン・ライト・レイモンド | 1839年 - 1840年 | ホイッグ党 | ||
4 | アレクサンダー・ロイド | 1840年 - 1841年 | 民主党 | ||
5 | フランシス・コーンウォール・シャーマン | 1841年 - 1842年 | 民主党 | ||
6 | ベンジャミン・ライト・レイモンド (2期目) | 1842年 - 1843年 | ホイッグ党 | ||
7 | オーガスタス・ギャレット | 1843年 - 1844年 | 民主党 | ||
8 | アルソン・シャーマン | 1844年 - 1845年 | Independent Democrat | ||
9 | オーガスタス・ギャレット (2期目) | 1845年 - 1846年 | 民主党 | ||
10 | ジョン・パットナム・チェイピン | 1846年 - 1847年 | ホイッグ党 | ||
11 | ジェームズ・カーティス | 1847年 - 1848年 | 民主党 | ||
12 | ジェームズ・ハッチンソン・ウッドワース | 1848年 - 1850年 | Independent Democrat | ||
13 | ジェームズ・カーティス (2期目) | 1850年 - 1851年 | 民主党 | ||
14 | ウォルター・S・ガーニー | 1851年 - 1853 | 民主党 | ||
15 | チャールズ・マクニール・グレイ | 1853年 - 1854年 | 民主党 | ||
16 | アイザック・ローレンス・ミリケン | 1854年 - 1855年 | 民主党 | ||
17 | レヴィ・デイ・ブーン | 1855年 - 1856年 | American Party | ||
18 | トーマス・ダイアー | 1856年 - 1857年 | 民主党 | ||
19 | ジョン・ウェントワース | 1857年 - 1858年 | 共和党 | ||
20 | ジョン・チャールズ・ヘインズ | 1858年 - 1860年 | 民主党 | ||
21 | ジョン・ウェントワース (2期目) | 1860年 - 1861年 | 共和党 | ||
22 | ジュリアン・シドニー・ラムゼイ | 1861年 - 1862年 | 共和党 | ||
23 | フランシス・コーンウォール・シャーマン | 1862年 - 1865年 | 民主党 | ||
24 | ジョン・ブレイク・ライス | 1865年 - 1869年 | 共和党 | ||
25 | ロズウェル・B・メイソン | 1869年 - 1871年 | 市民党 | 任期中にシカゴ大火発生。 | |
26 | ジョゼフ・メディル | 1871年 - 1873年 | Fireproof | カナダ生まれ。 | |
27 | ハーヴィー・ドゥーリトル・コルヴィン | 1873年 - 1875年 | 人民党 | ||
28 | モンロー・ヒース | 1876年 - 1879 | 共和党 | ||
29 | カーター・ハリソン・シニア | 1879年 - 1887年 | 民主党 | カーター・ハリソン・ジュニアの父 | |
30 | ジョン・A・ロシュ | 1887年 - 1889年 | 共和党 | ||
31 | デウィット・クリントン・クリージャー | 1889年 - 1891年 | 民主党 | ||
32 | ヘンステッド・ウォッシュバーン | 1891年4月27日 - 1893年4月17日 | 共和党 | ||
33 | カーター・ハリソン・シニア (2期目) | 1893 | 民主党 | ||
34 | ジョージ・ベル・スウィフト | 1893年 | 共和党 | 市長代理 | |
35 | ジョン・パトリック・ホプキンス | 1893年 - 1895年 | 民主党 | ||
36 | ジョージ・ベル・スウィフト (2期目) | 1895年 - 1897年 | 共和党 | ||
37 | カーター・ハリソン・ジュニア | 1897年 - 1905年 | 民主党 | 初のシカゴ生まれ。カーター・ハリソン・シニアの息子。 | |
38 | エドワード・フィッツシモンズ・ダン | 1905年 - 1907年 | 民主党 | ||
39 | フレッド・A・ブッセ | 1907年 - 1911年 | 共和党 | ||
40 | カーター・ハリソン・ジュニア (2期目) | 1911年 - 1915年 | 民主党 | ||
41 | ウィリアム・ヘイル・トンプソン | 1915年 - 1923年 | 共和党 | ||
42 | ウィリアム・エメット・デヴァー | 1923年 - 1927年 | 民主党 | ||
43 | ウィリアム・ヘイル・トンプソン (2期目) | 1927年 - 1931年 | 共和党 | ||
44 | アントン・サーマク | 1931年 - 1933年 | 民主党 | 在職中に暗殺された。オーストリア=ハンガリー帝国クラドノ生まれ。 | |
45 | フランク・J・コアー | 1933年 | 民主党 | 32日間の代理市長。 | |
46 | エドワード・ジョゼフ・ケリー | 1933年 - 1947年 | 民主党 | ||
47 | マーティン・H・ケネリー | 1947年 - 1955年 | 民主党 | ||
48 | リチャード・J・デイリー | 1955年 - 1976年 | 民主党 | 在職中に死去。リチャード・M・デイリーの父。 | |
49 | マイケル・アンソニー・ビランディック | 1976年 - 1979年 | 民主党 | ||
50 | ジェーン・マーガレット・バーン | 1979年 - 1983年 | 民主党 | 初の女性市長 | |
51 | ハロルド・ワシントン | 1983年 - 1987年 | 民主党 | 在職中に死去。初のアフリカ系アメリカ人。 | |
52 | デイヴィッド・デュヴァル・オアー | 1987年 | 民主党 | 8日間の暫定市長 | |
53 | ユージン・ソーヤー | 1987年 - 1989年 | 民主党 | ハロルド・ワシントンの残りの任期を務める者として、市議会によって選出された。 | |
54 | リチャード・M・デイリー | 1989年 - 2011年 | 民主党 | 最長在職記録保持者。リチャード・J・デイリーの息子。 | |
55 | ラーム・エマニュエル | 2011年 - 2019年 | 民主党 | 初のユダヤ系アメリカ人。 | |
56 | ロリ・ライトフット | 2019年 - 2023年5月15日 | 民主党 | 2023年市長選挙で落選、現職の落選は40年ぶり[2]。 | |
57 | ブランドン・ジョンソン | 2023年5月15日 - 現職 | 民主党 |
出典
[編集]- ^ “Daley Passes His Father's Tenure As Chicago Mayor”. CBSニュース. (2010年12月26日) 2023年3月2日閲覧。
- ^ “シカゴ市長選、現職落選 40年ぶり、ライトフット氏”. 産経新聞. (2023年3月2日) 2023年3月2日閲覧。
参考文献
[編集]- “A Chronology of Chicago's Mayors”. en. May 26, 2010閲覧。