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シジマサウンズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シジマサウンズ
別名 シジマ、SJS
出身地 日本の旗 日本
ジャンル ロック
ポップ・ミュージック
J-POP
活動期間 2009年-
レーベル サザナミレコード
エピックレコードジャパン(2011年1月 - 2012年12月)
事務所 プラナ
共同作業者 MIG MARKET
鈴木祐二
吉成リョウタ
MC仁義
AYANO
公式サイト Shijima Sounds Official Web Site
メンバー 井手コウジベースコーラス
DELボーカル
サガユウキギターボーカル
横瀬卓哉ドラムス

シジマサウンズ(Shijima Sounds、SJS)は、2009年から活動を開始した音楽ユニット。株式会社プラナ所属。

概要

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数多くの楽曲を提供し、自らもミュージシャンとして活動してきた井手コウジが、自身のプロデュースするDELサガユウキ、長年の戦友である横瀬卓哉と共に、「オトナコドモが集まって、オトナコドモが楽しんで、オトナコドモが聞けるPOPSを生み出すユニット。」をコンセプトに結成した[1]。 当初はCDをリリースせず、MySpaceとライブのみで音源を発表していく予定だったが、好評であったため[2]インディーズにてCD発売。その後エピックレコードジャパンよりメジャーデビュー。メジャーデビュー後も、渋谷RUIDO K2を中心に、首都圏近郊のライブハウスにてライブ活動を精力的にこなしている。

略歴

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結成までの流れ

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2009年春ごろに井手コウジが、自らがプロデュースするアーティストDELと共に、「何かやろうか?」と持ちかけたことがきっかけでユニットを結成[3]。「大人が聴けるPOPS」を標榜し楽曲制作開始。

その後夏ごろに、同じく井手がプロデュースするサガユウキが合流し、ツインボーカルとなる[4]

バンド名の由来は、当時メンバーがハマっていた山下達郎の歌詞に静寂(しじま)という歌詞が頻出することから「シジマ」を、バンド名を考えている時近くに置いてあったザ・ビーチ・ボーイズのアルバムペット・サウンズから「サウンズ」を拝借し、合体させて「シジマサウンズ」となった[5]

インディーズ(第一期)時代

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2009年8月1日MySpaceを開設し、楽曲をインターネット上で無料公開するとともに、9月6日渋谷RUIDO K2で開催した自身オーガナイズのライブ、“サザナミフェスタ”にてステージデビュー。 同時に、井手のバンドチャーミースマイル&グリーンヘッドのドラムスである横瀬卓哉が、サポートドラマー兼パーカッショニストとして加入した[6]

デビュー当初から様々なアーティストとのコラボレーションが活発なのも特徴で、『一番好きなあなたへ』ではMIG MARKETのYOUZEEとMC仁義、その後の『嘘をつかないで』では吉成リョウタと、『心にふれて』ではAYANOとコラボレーションをしている。

2010年4月21日、『一番好きなあなたへ feat.YOUZEE(MIG MARKET),MC仁義』で配信デビュー。この曲は魔法のiらんどで特集され、大きな反響を呼んだ[7]

上記の通りCDはリリースしないで活動を続けていく予定だったが[8]、ファンがPCでしか聴けないのが辛いとの声を受けて、2010年7月7日に井手のプライベートレーベル「サザナミレコード」から、1stミニアルバム『クラチック』をリリース。ファンから喝采を受ける。

EPIC時代

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2011年初頭EPICレコードとメジャー契約を締結[9]。インディーズ時代から人気のあった楽曲『すみれ』でメジャーデビューすることが決定。5月11日着うたで、5月25日着うたフルで配信デビュー。その曲調に多方面から絶賛され、ニュースサイト等を賑わす[10]

2011年8月10日には、配信シングル第2弾「ラムネ」をリリース[11]。CFに滑舌の悪い芸人として当時人気だった諸見里大介を起用。

2011年10月31日、配信シングル第3弾として、「I Wish Your Merry X'mas」のリリースが発表。11月23日に着うたフルでリリースされた。 同曲は、2010年12月にMySpaceとライブ会場でのみ公開された「I Wish Your Merry X'mas feat.AYANO」が原曲。2010年時点では、2011年12月に2010年版そのままの仕様で再公開することが予定されていたが、シングル化ということもあり、歌詞を一部変更し曲調もリアレンジを施して再リリースされた。 そして、「I Wish Your Merry X'mas」リリースと同時に配信シングル第4弾「フユラバ」のリリースも発表。フユラバにはfeat.ボーカルとしてAYANOが連続参戦。

2012年3月7日、配信シングル第5弾「新生活」をリリース。この曲もMySpaceで公開されていた同名の曲が原曲。リリースに当たって、歌詞の見直しと、伴奏のリアレンジが施されている。サガユウキの地元青森の、RAB青森放送の2番組でテーマソングに採用される。また駿台予備学校の2012年CMにも採用された。

2012年12月15日、代々木LABOで行われたサザナミフェスタVol.13[12]にて、サポート扱いだった横瀬卓哉の正式加入を発表。 更に、2013年1月からの5カ月連続新曲配信と、フルアルバムリリースが発表された。

インディーズ(第二期)時代

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2013年1月23日、EPICとの契約を解除し[13]、5か月連続配信シングル第1弾「セツナイループ」をプラナレーベルでiTunesから配信[14]。 2月「今年の桜の曲」、3月「Hello, Good-Bye Again」、4月「ひとりにひとつの愛だから」、5月「あなたの大切な人は」と5か月連続リリースを成功させ、2013年6月、初のフルアルバム「漣〜sazanami〜」をリリース。

メンバー

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ディスコグラフィー

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曲名の後にカッコ書きで曲名が入っているものは、カッコ内の曲をモチーフにしている。

アルバム

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  • 漣〜sazanami〜(2013.06.09 サザナミレコード)
    初のフルアルバム。これまでの配信シングルと、未発表曲5曲、そして業界初(井手コウジ談)のレコーディングNG集が入っている。
    • Shijima
    • 新生活
    • セツナイループ
    • 愛ノコトバ
    • 今年の桜の曲
    • Hello,Good-Bye Again
    • 愛をちょうだい Feat.MIG MARKET
    • すみれ
    • Sounds
    • ラムネ
    • フユラバ Feat.AYANO
    • ひとりにひとつの愛だから
    • あなたの大切な人は
    • 一番好きなあなたへ サザナミックス Feat.吉成リョウタ,AYANO,MC仁義
    • 漣〜sazanami〜NG集

配信シングル

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脚注

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  1. ^ なお、メジャーデビュー以後は“誰もが聴ける、時代世代を越えたPOPS”と変更されている。
  2. ^ ライブでのリリース発表では「いつまでもmy spaceだけで聴いてもらうのも(PCでしか聴けないのが)、心苦しく思った」と井手が語っている。
  3. ^ サザナミフェスタVol.9内での発言。当初は、ビクターから契約を解除されたDELの、新たなソロプロジェクトとして企画されていた。ほぼ同じ内容を2013年5月30日放送のTBSラジオ 井手功二の井手コウジ苑にて発言。
  4. ^ 2013年5月30日放送のTBSラジオ「井手功二の井手コウジ苑」より。サザナミフェスタVol.9でも同様の発言有り。話を聞いたサガユウキが参加を希望したとのこと。以前に、DELのアルバム「DEL」に収録の「anon〜哀音〜」で2人はツインボーカルをしたことがある。尚、2人は井手と出会う前から知り合いで、バイト先(渋谷の雀荘)の先輩後輩であり、その頃はお互いが音楽活動をしている事を知らず、まさかユニットを組むなど夢にも思わなかったという。
  5. ^ 2013年5月30日放送のTBSラジオ「井手功二の井手コウジ苑」より
  6. ^ 全てのレコーディングとライブ活動に参加しており、実質的にメンバー扱いであり、井手も「第4のメンバー」と横瀬を称していた。2012年に正式加入となる。
  7. ^ http://ip.tosp.co.jp/p.asp?i=MF_FE069
  8. ^ 当時のライブでは井手がMCで「CD出さないの?ってよく訊かれますが、出す予定は全くありません。CDは出さないで活動していこうと思っているので。ごめんなさい。」と観客に答えている。
  9. ^ http://blog.2fishbones.com/?eid=1096137
  10. ^ http://www.shijimasounds.com/news/ 内2011年5月13日の記事
  11. ^ http://www.shijimasounds.com/news/ 内2011年7月17日の記事
  12. ^ サブタイトルは「シジマ今年もダメでやんのっ!!w」。オールナイトニッポンモバイルスペシャル 井手コウジとクールKのゲルゲットショッキングセンターによると、メジャーデビュー失敗を揶揄したタイトルであるとのこと。なお、遠まわしなEPIC批判になっているためか、SONY MUSIC[1]及びEPICの公式サイト[2]では、サブタイトルについては一切触れられていない。
  13. ^ このため、EPICの公式サイト[3]、SONY MUSICのアーティストページ[4]の更新が無くなり、同年4月、シジマサウンズの公式ホームページについてはプラナを参照するよう案内が掲載されている。
  14. ^ [5]iTunesでの権利表記、(P)2013 Prana Inc.となっている。

外部リンク

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