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シベナティ・ノンティンガ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シベナティ・ノンティンガ
基本情報
本名 シベナティ・ノンティンガ
通称 Special One(特別な逸材)
階級 ライトフライ級
身長 165cm
リーチ 170cm
国籍 南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国
誕生日 (1998-12-03) 1998年12月3日(26歳)
出身地 東ケープ州ニューランズ
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 15
勝ち 13
KO勝ち 10
敗け 2
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シベナティ・ノンティンガSivenathi Nontshinga1989年2月15日)は南アフリカプロボクサー東ケープ州ニューランズ出身。前IBF世界ライトフライ級王者。

来歴

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2018年10月21日、イースト・ロンドンのオリエンタル・シアターでティエソ・モディサディフェとABUライトフライ級王座決定戦を行い、9回2分51秒KO勝ちを収め王座を獲得した[1]

2019年4月7日、ポート・エリザベスのナゴンザレ・ジェベ・ホールでアダム・ヤハヤとIBFインターナショナルライトフライ級王座決定戦を行い、初回1分27秒KO勝ちを収め王座を獲得した[2][3]

2019年7月27日、オリエンタル・シアターでシャボンガ・シヨと対戦し、9回1分48秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した[4]

2020年3月8日、オリエンタル・シアターでイバン・ソリアーノと対戦し、5回KO勝ちを収め2度目の防衛に成功した[5][6]

2021年4月24日、ポート・エリザベスのボードウォーク・カジノでクリスチャン・アラネタとIBF世界ライトフライ級挑戦者決定戦を行い、初判定となる12回3-0(2者が114-113、115-112)の判定勝ちを収めフェリックス・アルバラードへの挑戦権を獲得した[7]

2022年9月3日、ソノラ州エルモシージョでエクトル・フローレスとアルバラードの返上に伴うIBF世界ライトフライ級王座決定戦を行い、12回2-1(114-113、112-115、116-111)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[8]

2022年9月7日、ランブル・アフリカ・プロモーションズから離脱しエディー・ハーンマッチルーム・スポーツ・USAに移籍、南アフリカのプロボクサーとして初めて契約を交わした[9]

2023年7月2日、イースト・ロンドンのインターナショナル・コンベンション・センターでIBFライトフライ級1位のレジー・スガノブと対戦し、12回3-0(117-110、116-111×2)の判定勝ちを収め初防衛に成功した。

2023年11月4日、モナコモンテカルロのカジノ・ド・モンテカルロ・サル・メディシンにてジョー・コルディナ対エドワード・バスケスの前座で、IBFライトフライ級11位のエイドリアン・クリエルと対戦し、2回1分9秒KO負けを喫し王座から陥落した[10]

2024年2月16日、オアハカ州オアハカでIBF世界ライトフライ級王者のエイドリアン・クリエルとダイレクトリマッチで再戦し、7回にノンティンガが偶然のバッティングで減点されるなど劣勢となるも、逆転となる10回44秒TKO勝ちを収め王座返り咲きに成功した。

2024年6月21日、IBFはIBF世界ライトフライ級王者のノンティンガと同級2位ならびに指名挑戦者である矢吹正道との対戦を指令した。交渉期限は同年7月19日[11]

2024年10月12日、日本のリングに初登場。愛知県国際展示場で矢吹正道と対戦[12]。しかし8回に右ストレートからの連打で1度、9回に連打と右ストレートで2度の計3度矢吹にダウンを奪われ、3度目のダウンを奪われた直後にレフェリーストップで9回1分50秒TKO負けを喫し王座から陥落した[13]

戦績

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  • プロボクシング:15戦 13勝 (10KO) 2敗
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2017年7月30日 3R TKO サンディール・ウェッセルズ 南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国 プロデビュー戦
2 2017年12月10日 2R TKO シベ・ジョンワナ 南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国
3 2018年4月8日 3R KO ルシソ・マンサナ 南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国
4 2018年7月29日 5R TKO ワビシレ・チョラニ 南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国
5 2018年10月21日 9R 2:51 TKO ティセッソ・モディサディフェ 南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国 ABUアフリカライトフライ級王座決定戦
6 2018年12月9日 7R TKO ムシン・キソタ タンザニアの旗 タンザニア
7 2019年4月7日 1R 1:27 KO アダム・ヤハヤ タンザニアの旗 タンザニア IBFインターナショナルライトフライ級王座決定戦
8 2019年7月28日 9R 1:48 TKO シヤボンガ・シヨ 南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国 IBFインターナショナル防衛1
9 2020年3月8日 5R TKO イヴァン・ソリアーノ フィリピンの旗 フィリピン IBFインターナショナル防衛2
10 2021年4月24日 12R 判定3-0 クリスチャン・アラネタ フィリピンの旗 フィリピン
11 2022年9月3日 12R 判定2-1 エクトル・フローレス メキシコの旗 メキシコ IBF世界ライトフライ級王座決定戦
12 2023年7月2日 12R 判定3-0 レジー・スガノブ フィリピンの旗 フィリピン IBF防衛1
13 2023年11月4日 2R 1:09 KO エイドリアン・クリエル メキシコの旗 メキシコ IBF陥落
14 2024年2月16日 10R 2:24 TKO エイドリアン・クリエル メキシコの旗 メキシコ IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ
15 2024年10月12日 9R 1:50 TKO 矢吹正道LUSH緑 日本の旗 日本 IBF陥落
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獲得タイトル

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  • ABUライトフライ級王座
  • IBFインターナショナルライトフライ級王座
  • IBF世界ライトフライ級王座(防衛1)
  • IBF世界ライトフライ級王座(2期目:防衛0)

脚注

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  1. ^ “Young Sivenathi Nontshinga and others to erupt”. The Sowetan. (March 6, 2020). https://www.sowetanlive.co.za/sport/boxing/2020-03-06-young-sivenathi-nontshinga-and-others-to-erupt/ May 15, 2020閲覧。 
  2. ^ “Fuzile wins in style over Koasicha”. SuperSport. (April 7, 2019). https://supersport.com/boxing/news/190407_Fuzile_wins_in_style_over_Koasicha May 15, 2020閲覧。 
  3. ^ “AZINGA FUZILE DAZZLES AGAINST ROMULO KOASICHA, LOOKS TOWARD TITLE SHOT.”. ringtv.com. (April 7, 2019). https://www.ringtv.com/558467-azinga-fuzile-dazzles-against-romulo-koasicha-looks-toward-title-shot/ May 15, 2020閲覧。 
  4. ^ “Siyo no match for Nontshinga”. The Sowetan. (July 30, 2019). https://www.sowetanlive.co.za/sport/soccer/2019-07-30-siyo-no-match-for-nontshinga/ May 15, 2020閲覧。 
  5. ^ “Nontshinga scores spectacular knockout”. Daily Dispatch. (March 8, 2020). https://www.dispatchlive.co.za/sport/boxing-mecca/2020-03-08-nontshinga-scores-spectacular-knockout/ May 15, 2020閲覧。 
  6. ^ “YANGA SIGQIBO KOS CRIS PAULINO IN 7, SIVENATHI NONTSHINGA REMAINS UNBEATEN”. ringtv.com. (8 March 2020). https://www.ringtv.com/593650-yanga-sigqibo-kos-cris-paulino-in-5-sivenathi-nontshinga-remains-unbeaten/ 15 May 2020閲覧。 
  7. ^ “Sivenathi Nontshinga survives last round scare, outboxes Christian Araneta to win IBF eliminator”. ringtv.com. (24 April 2021). https://www.ringtv.com/620724-sivenathi-nontshinga-survives-last-round-scare-outboxes-christian-araneta-to-win-ibf-eliminator/ 10 May 2021閲覧。 
  8. ^ Sivenathi Nontshinga Edges Hector Flores, Claims IBF 108-Pound Title In Fight Of The Year Contender”. Boxing Scene.com (2022年9月3日). 2022年9月4日閲覧。
  9. ^ Sivenathi Nontshinga Inks Promotional Agreement With Eddie Hearn”. BoxingScene.com (2022年9月7日). 2022年9月29日閲覧。
  10. ^ Adrian Curiel Scores Shocking One-Punch KO of Sivenathi Nontshinga in Two, Captures IBF TItle Boxing Scene 2023年11月4日
  11. ^ IBFがライトフライ級王者ノンティンガに矢吹正道との「世界王者対決」対戦指令 日刊スポーツ 2024年6月22日
  12. ^ 矢吹正道が2年半ぶりに王座返り咲き狙う 10・12南アのノンティンガに挑戦 Boxing News(ボクシングニュース)2024年8月23日
  13. ^ 矢吹正道、2年7か月ぶり世界王座返り咲き ノンシンガを9回TKO IBFライトフライ級 スポーツ報知 2024年10月12日

関連項目

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外部リンク

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空位
前タイトル保持者
フェリックス・アルバラード
IBF世界ライトフライ級王者

2022年9月3日 - 2023年11月4日

次王者
エイドリアン・クリエル
前王者
エイドリアン・クリエル
IBF世界ライトフライ級王者

2024年2月16日 - 2024年10月12日

次王者
矢吹正道