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シムケント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シムケント
Шымкент
独立広場(2023年)
独立広場(2023年)
シムケントの市章
市章
位置
の位置図
地図
位置
シムケントの位置(カザフスタン内)
シムケント
シムケント
シムケント (カザフスタン)
座標 : 北緯42度30分0秒 東経70度00分0秒 / 北緯42.50000度 東経70.00000度 / 42.50000; 70.00000
歴史
建設 12世紀
行政
カザフスタンの旗 カザフスタン
 行政区画 特別市
 市 シムケント
市長 ムラト・ドゥイセンベコヴィチ[1]
地理
面積  
  市域 1,163 km2
標高 506 m
人口
人口 (2022年現在)
  市域 1,184,113人
    人口密度   1,018人/km2
  備考 [2]
その他
等時帯 UTC+5
夏時間 なし
郵便番号 160000
市外局番 (+7) 7252
ナンバープレート 17
ISO 3166-2 KZ-79
公式ウェブサイト : https://shymkent.gov.kz/(英語版)

シムケントカザフ語: Шымкентウズベク語: Chimkent / Чимкент英語: Shymkent または Shimkent)は、カザフスタン共和国の都市。かつては南カザフスタン州(現在はテュルキスタン州へ改名)の州都であったが、2018年6月19日より同州を離脱し州に属さない特別市となった[3]。シムケントの人口は、同国でアルマトイ、アスタナに次いで3番目の都市である。ロシア帝国ソビエト連邦時代の表記は Чимке́нт(Chimkent)トルキスタン・シベリア鉄道が通る交通の要衝あり、ウズベキスタンの首都・タシュケントからわずか120kmである。

概要

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地名の由来

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シムケントという名はカザフ語でもウズベク語でも「草原の都市」を意味する。

歴史

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シルクロード

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モンゴル帝国

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市場ができ、町の人々と遊牧民の間の交易で成長するも、チンギス・カンに破壊される。 その後コーカンド・ハン国の領土となった。

ロシア帝国

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ソビエト連邦

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地理

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郊外には夏でも雪を抱く4,000mの山が連なる

気候

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シムケントの気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 22.2
(72)
24.5
(76.1)
30.7
(87.3)
33.0
(91.4)
37.8
(100)
43.0
(109.4)
44.3
(111.7)
42.2
(108)
39.2
(102.6)
34.4
(93.9)
30.5
(86.9)
25.4
(77.7)
44.3
(111.7)
平均最高気温 °C°F 4.1
(39.4)
6.6
(43.9)
12.9
(55.2)
19.2
(66.6)
25.1
(77.2)
30.0
(86)
32.7
(90.9)
32.1
(89.8)
27.2
(81)
18.8
(65.8)
12.0
(53.6)
6.0
(42.8)
18.89
(66.02)
日平均気温 °C°F −0.7
(30.7)
1.6
(34.9)
7.6
(45.7)
13.6
(56.5)
19.1
(66.4)
23.7
(74.7)
26.3
(79.3)
25.3
(77.5)
19.9
(67.8)
12.3
(54.1)
6.4
(43.5)
0.9
(33.6)
13
(55.39)
平均最低気温 °C°F −4.8
(23.4)
−2.7
(27.1)
3.0
(37.4)
8.3
(46.9)
12.9
(55.2)
16.7
(62.1)
19.1
(66.4)
17.9
(64.2)
12.8
(55)
6.6
(43.9)
1.7
(35.1)
−3.1
(26.4)
7.37
(45.26)
最低気温記録 °C°F −31.1
(−24)
−28.9
(−20)
−23.9
(−11)
−5.0
(23)
−2.8
(27)
5.5
(41.9)
7.8
(46)
7.0
(44.6)
−1.1
(30)
−12.0
(10.4)
−30.0
(−22)
−26.1
(−15)
−31.1
(−24)
降水量 mm (inch) 73
(2.87)
70
(2.76)
83
(3.27)
69
(2.72)
56
(2.2)
16
(0.63)
12
(0.47)
4
(0.16)
10
(0.39)
41
(1.61)
67
(2.64)
75
(2.95)
576
(22.67)
出典:[4]

人口

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人口構成

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民族構成(シムケント市)2015
カザフ人
  
63.78%
ウズベク人
  
18.78%
ロシア人
  
10.91%
アゼルバイジャン人
  
1.79%
タタール人
  
1.19%

ウズベキスタンの首都タシュケントまで近いことから、カザフスタンの中で最もウズベク人の割合が高い都市であり[5]、2018年では2割を占める。またロシア人も1割を占めるなど比較的多く、その他アゼルバイジャン人、タタール人、高麗人、ウクライナ人等で構成される多民族都市となっている。

対外関係

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姉妹都市・提携都市

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経済

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産業

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1930年代ごろから鉛の採掘を基盤とした工業が発展した。 精錬工場は1934年または1938年に操業を開始し、銅や鉛などの金属や、赤軍で使用される弾丸の4分の3が生産された。 精錬工場は極度の土壌汚染(鉛、カドミウムなど)が問題になり2008年に一度操業を停止したが、2010年にイギリスの企業Kazakhmysの傘下に入り再び稼働を始めた。

現在は亜鉛、カラクールの織物、医薬品の製造が主に行われている。

交通

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空路

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空港

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出身関連著名人

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出身著名人

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脚注

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