シャドワン島
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シャドワン島 | |
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ボートから見たシャドワン島 | |
座標:北緯27度30分18.8秒 東経33度58分55.5秒 / 北緯27.505222度 東経33.982083度 | |
国 | エジプト |
中心都市 | フルガダ |
政府 | |
• 県 | 紅海県 |
面積 | |
• 合計 | 42.49 km2 |
• 陸地 | 42.49 km2 |
等時帯 | UTC+2 (EST) |
シャドワン島(アラビア語エジプト方言: جزيرة شدوان)とは、スエズ湾の入り口に浮かぶエジプト領の島。
概要
[編集]シナイ半島のシャルム・エル・シェイクから南西に30マイル、エル・グウナから北東に20マイルにあり、スエズ湾入り口にある島々の中で最大の島である。長さ16km、幅は3から5kmである[1]。島は潜水や釣り目的の有名な観光地となっている。
地震
[編集]1969年3月31日、シャドワン島で表面波マグニチュード6.6の地震が発生。多くのがけ崩れなどが発生した。1996年4月9日、スエズ湾南部の地震構造論的情報収集を目的とした、フルガダ地震ネットワークの観測所が運用を開始した。観測所は太陽電池により運用されており、地震関係のデータをフルガダのフルガダ地震センターへ送っている[2]。
歴史
[編集]エジプトとイスラエルの消耗戦争時、島はエジプト軍により要塞化されていた。1970年1月22日、イスラエルによるRhodes作戦が実行され、ヘリコプターによる強襲で島を36時間に渡って占領した[1]。この戦闘でエジプト側70人、イスラエル側3人が死亡した。
脚注
[編集]- ^ a b Gawrych, George Walter (2000). The albatross of decisive victory: war and policy between Egypt and Israel in the 1967 and 1973 Arab-Israeli wars. Greenwood Publishing Group. p. 115. ISBN 978-0-313-31302-8
- ^ Hurukawa N.; Seto N.; Inoue H.; Nishigami K.; Marzouk I.; Megahed A.; Ibrahim E. M.; Murakami H. et al. (August 2001). “Seismological Observations in and around the Southern Part of the Gulf of Suez, Egypt”. Bulletin of the Seismological Society of America 91 (4): 708–717. Bibcode: 2001BuSSA..91..708H. doi:10.1785/0120000076 April 19, 2011閲覧。.