シャルル・カミュ
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シャルル・エティエンヌ・ルイ・カミュ(Charles Étienne Louis Camus、1699年8月25日 - 1768年2月2日)は、フランスの数学者・技術者である。
イル=ド=フランス州のクレシー=アン=ブリー(現在のイル=ド=フランス地域圏クレシー=ラ=シャペルで生まれた。建築や天文学を学び、1727年科学アカデミーの会員に選ばれた。ロンドン王立協会の会員にも選ばれ[1]、建築アカデミーの幾何学の教授を務めた。1736年にピエール・ルイ・モーペルテュイ、アレクシス・クレローとともに、地球の形状を調べるための子午線弧長を測量するラップランド(トルネ谷)の調査隊に加わった。1766年に彼が著した数学の入門書Cours de mathématiquesは広く用いられた。
歯車とその利用についても研究し、ジラール・デザルグやフィリッペ・ドゥ・ライール、オーレ・レーマーらとともにサイクロイド歯車の発明者であるとされる。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ "Camus; Charles-Etienne-Louis (1699 - 1768)". Record (英語). The Royal Society. 2011年12月25日閲覧。