シャルル=オリヴィエ・ド・ペンヌ
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シャルル=オリヴィエ・ド・ペンヌ Charles-Olivier de Penne | |
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1890年ころのド・ペンヌ | |
生誕 |
1831年1月11日 フランス、パリ |
死没 |
1897年4月18日 (66歳没) フランス、ブロン=マルロット(Bourron-Marlotte)[1] |
シャルル=オリヴィエ・ド・ペンヌ(Charles-Olivier de Penne、1831年1月11日 - 1897年4月18日)はフランスの画家である。家畜や猟犬、狩猟の場面などを描いた作品で知られている。バルビゾン派の画家の一人ともされる[2].。
略歴
[編集]パリで生まれた。1849年にパリ国立高等美術学校に入学し、レオン・コニエに学んだ[3]。1855年のパリ万国博覧会の展覧会に作品を出展し、注目された[4]。1857年に歴史画を描き、ローマ賞に応募するが2位に終わった[1]。バルビゾン派の画家、版画家のシャルル・ジャック(1813-1894)と知り合い、影響を受け家畜のいる風景画や狩りの情景を描くようになった。
パリのサロンに1857年から出展し、1872年に銅メダルを受賞した。サロンが民営化された後は、1881年からフランス芸術家協会の展覧会に出展し1883年に銀メダルを受賞した。1889年のパリ万国博覧会の展覧会にも出展した。家畜に関する書籍の図版も制作した。
パリに近いセーヌ=エ=マルヌ県のブロン=マルロット(Bourron-Marlotte)で亡くなった。没後の1903年にブロン=マルロットの旧宅の前に彫刻家、アルテュール・ル・デュック(Arthur Le Duc)の制作したモニュメントが設置された[5]。
作品
[編集]-
夏の狩猟風景
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冬の狩猟
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狩猟
Mariano Procópio Museum(ブラジル)」
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公爵の鹿狩りの風景 (1880)
コンデ美術館 -
猟犬
Clark Art Institute -
1889年に出版された書籍の挿絵、アルジェリアの牛の品種
脚注
[編集]- ^ a b Laporte, p.213.
- ^ Marumo, p.11.
- ^ Fiche élève, sans date d'admission, base Cat'Zarts, ENSBA.
- ^ Olivier Fanica, La chasse et les chiens dans l'art au s-XIX, catalogue de l'exposition au musée de la chasse, 2001.
- ^ « Monument à Olivier de Penne – Bourron – Marlotte », notice sur e-monumen.net.
参考文献
[編集]- Guy de Laporte, Chasse à courre, chasse de cour, Renaissance Du Livre, 2004 (ISBN 9782804609085).
- Claude Marumo, « Charles Olivier de Penne », in Barbizon et les paysagistes du XIXe siècle, Paris, Éditions de l'amateur, 1975 (OCLC 2165633).