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シャルロッテンブルク=ヴィルマースドルフ区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
紋章 ベルリン地図
(区の位置)
基本情報
連邦州: ベルリン州
緯度経度: 北緯52度29分56秒 東経13度17分5.7秒 / 北緯52.49889度 東経13.284917度 / 52.49889; 13.284917
面積: 64.72 km²
人口: 343,592人(2020年12月31日現在)[1]
人口密度: 5,309 人/km²
郵便番号 10585, 10587, 10589, 10623, 10625, 10627, 10629, 10707, 10709, 10711, 10713, 10715, 10717, 10719, 10777, 13627, 14050, 14052, 14053, 14055, 14055, 14057, 14059, 14193, 14197, 14199
市外局番: 030
区コード: 04
区内地区数: 7地区
行政庁舎の住所: Rathaus Charlottenburgドイツ語版
Otto-Suhr-Alleeドイツ語版 100
10585 Berlin
ウェブサイト: charlottenburg-wilmersdorf.de
区長: ラインハルト・ナウマンドイツ語版 (SPD)
区議会議席配分:

シャルロッテンブルク=ヴィルマースドルフ区 (シャルロッテンブルク=ヴィルマースドルフく、ドイツ語: Bezirk Charlottenburg-Wilmersdorf) は、ドイツの首都、ベルリン行政区である。区コードは4。人口は約34万人である。中産階級の多い住宅地とされている。クーアフュルステンダムドイツ語版周辺は「シティ・ウェストドイツ語版」として、ベルリンの歴史的中心部ドイツ語版と並び、中心街としての機能を受け持っている。区内の施設には、ベルリン工科大学ベルリン芸術大学ベルリン・ドイツ・オペラ連邦建設地域計画局ドイツ語版連邦リスク評価研究所ドイツ語版ベルリン・オリュンピアシュターディオンなどがある。

地区

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当区は7地区に分かれている。

地区番号と地区
・区域
面積
(km²)
人口(人)[1]
(2020年12月31日現在)
人口密度
(人/km²)
区内地図(地区の位置)
0401 シャルロッテンブルクドイツ語版 10.60 129,359 12,204
0402 ヴィルマースドルフドイツ語版 7.16 101,877 14,229
0403 シュマルゲンドルフドイツ語版 3.59 22,733 6,332
0404 グルーネヴァルトドイツ語版 22.30 11,176 501
0405 ヴェストエントドイツ語版 13.50 41,328 3,061
0406 シャルロッテンブルク=ノルトドイツ語版 6.20 19,422 3,133
0407 ハーレンゼードイツ語版 1.27 15,497 12,202

区内の人口分布は非常に差異が大きい。ヴィルマースドルフ地区ドイツ語版(ベルリン全体で第7位)、シャルロッテンブルク地区ドイツ語版(11位)とハーレンゼー地区ドイツ語版(12位)だが、グルーネヴァルト地区ドイツ語版は、ベルリンで最も人口の少ない地区の一つである。グルーネヴァルト地区は、人口は全区のわずか3%であるが、総面積では三分の一以上を占める。しかし地区面積の約85%は、居住不可能な森林地域(グルーネヴァルトドイツ語版)や水域である。人口の三分の二は、シャルロッテンブルク地区とヴィルマースドルフ地区に居住している。ハーレンゼー地区は、 ハンザフィアテル地区ドイツ語版に次ぎ、ベルリンで2番目に小さな地区である一方、グルーネヴァルト地区は、ベルリンでも大きな地区に数えられる。

人口

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シャルロッテンブルク=ヴィルマースドルフは、中産階級の多い地区とされている。シャルロッテンブルク=ヴィルマースドルフ区の人口は、2020年12月31日では343,592人であり、面積は64.7km²である[1]。人口密度は前記基準日では1km²あたり約5,309人である。2012年12月31日時点の外国人の割合は20.2%だったが、移民の背景ドイツ語版を持つ人口の割合は36.0%であった[2]。失業率は2013年4月30日時点で10.7%であった[3]。2012年12月31日時点の区民平均年齢は45.7歳であった[2]

歴史

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2010年のシャルロッテンブルク=ヴィルマースドルフ区の人口ピラミッド

当区は2001年1月1日に、シャルロッテンブルク区ドイツ語版ヴィルマースドルフ区ドイツ語版(両区とも旧西ベルリン)の合併により成立した。

2009年5月25日に区は、連邦政府から「多様性の場ドイツ語版」という称号を受けた。

シャルロッテンブルク

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起源は集落「リーツェンブルク (Lietzenburg)」に遡る。元の名を「リーツォウドイツ語版」といった。この地に女王ゾフィー・シャルロッテの結婚を記念し、シャルロッテンブルク宮殿が建設され、1705年には都市シャルロッテンブルク (Stadt Charlottenburg) となった。1920年に大ベルリンに編入されるまで、シャルロッテンブルクはプロイセンで最も裕福な都市に発展した。

ヴィルマースドルフ

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現在のヴィルマースドルフ地区は1220年以降に成立した。18世紀半ばには、ベルリン市民が当時の「ドイチュ=ヴィルマースドルフ (Deutsch-Wilmersdorf)」に土地や農村家屋の購入を始め、ヴィルヘルムスアウエドイツ語版に夏の別荘を構えた。1907年4月1日よりヴィルマースドルフは、テルトウ郡ドイツ語版から離脱し、独立した都市郡 (Stadtkreis) となった。1912年から都市名は「ベルリン=ヴィルマースドルフ」となった。1920年10月1日に大ベルリンに編入された。

名所

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シュマルゲンドルフ庁舎ドイツ語版
ベルリン無線塔ドイツ語版

紋章

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シャルロッテンブルク=ヴィルヴィルマースドルフ区の紋章は、ベルリン市参事会ドイツ語版から2001年9月4日に授与された。

紋章記述:「盾の中部には、銀と青に交互に塗り分けられたユリが3つある。下部は、金地に青の城門が置かれ、鋸壁と黒の落とし格子がつく。側塔の屋根はドーム型で、中ほどのものは寄棟屋根である。その上に旗がつき、右は黒と銀、左は赤と銀である。側塔にはそれぞれ盾がつき、右には銀地に金の王冠をかぶり、金の爪と嘴をもつ黒い鷲があり、翼には金の三つ葉の茎、胸には金の組み合わせ文字「FR」が置かれ、金色の王冠の意義を高める。盾の上部には赤く3つの塔がついた城壁冠があり、中ほどにはベルリンの紋章ドイツ語版がつく[4]。」

説明:この紋章はシャルロッテンブルク区ドイツ語版ヴィルマースドルフ区ドイツ語版の紋章をもとにつくられた。下部は、鋸壁をもつ青の城門が置かれ、中ほどの通路に黒の落とし格子がつく。この要素はシャルロッテンブルクものであり、その歴史に由来する。前側の塔はプロイセン王国を象徴し、プロイセンの鷲ドイツ語版と黒と白の旗がつく。対して後ろ側の塔は、ハノーファー家を表し、飛び跳ねる馬と赤と白の旗がつく。シャルロッテンブルク宮殿の要素の他に、青と銀の3つのユリがあるが、これはヴィルマースドルフ区の紋章に由来する。この要素はヴィルマースドルフを設立し、1802年に断絶した一族を表す。城壁冠ベルリン全区の紋章に共通の意匠である。

姉妹都市

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国外

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国内

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外部リンク

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参考資料

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