コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

シュリーランガ2世

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シュリーランガ2世
Sriranga II
ヴィジャヤナガル王
在位 1614年

死去 1614年
子女 ラーマ・デーヴァ・ラーヤ
王朝 アーラヴィードゥ朝
父親 ラーマ(ティルマラ・デーヴァ・ラーヤの子)
宗教 ヒンドゥー教
テンプレートを表示

シュリーランガ2世テルグ語:శ్రీరంగ, タミル語:ஸ்ரீரங்க, Sriranga II, 生年不詳 - 1614年)は、南インドヴィジャヤナガル王国アーラヴィードゥ朝の君主(在位:1614年)。本名はシュリーランガ・チッカ・ラーヤ(Sriranga Chikka Raya)という。

生涯

[編集]

ティルマラ・デーヴァ・ラーヤの息子ラーマを父として生まれた。

1614年、ヴィジャヤナガル王ヴェンカタ2世は死に際して、甥であるシュリーランガを次王に指名した。

同年10月、ヴェンカタ2世は死亡し、シュリーランガがシュリーランガ2世として即位した。彼はタンジャーヴール・ナーヤカ朝ラグナータ・ナーヤカテルグの戦士層であるヴェールゴーティ家に支持されていた。

しかし、ヴェンカタ2世の落胤であるジャッガ・ラーヤは王位を主張して、ゴッブーリ家の支持で反乱を起こし、シュリーランガ2世とその家族は殺害された。このとき難を免れたのは息子のラーマ・デーヴァ・ラーヤと弟のティンマ・ラーヤだけであった。

参考文献

[編集]
  • 辛島昇『新版 世界各国史7 南アジア史』山川出版社、2004年。 
  • 辛島昇『世界歴史大系 南アジア史3―南インド―』山川出版社、2007年。 
  • S・スブラフマニヤム 著、三田昌彦、太田信宏 訳『接続された歴史 インドとヨーロッパ』名古屋大学出版会、2009年。 

関連文献

[編集]
  • Velcheru Narayana Rao, and David Shulman, Sanjay Subrahmanyam. Symbols of substance : court and state in Nayaka period Tamilnadu (Delhi ; Oxford : Oxford University Press, 1998) ; xix, 349 p., [16] p. of plates : ill., maps ; 22 cm. ; Oxford India paperbacks ; Includes bibliographical references and index ; ISBN 0-19-564399-2.
  • Sathianathaier, R. History of the Nayaks of Madura [microform] by R. Sathyanatha Aiyar ; edited for the University, with introduction and notes by S. Krishnaswami Aiyangar ([Madras] : Oxford University Press, 1924) ; see also ([London] : H. Milford, Oxford university press, 1924) ; xvi, 403 p. ; 21 cm. ; SAMP early 20th-century Indian books project item 10819.
  • K.A. Nilakanta Sastry, History of South India, From Prehistoric times to fall of Vijayanagar, 1955, OUP, (Reprinted 2002) ISBN 0-19-560686-8.

関連項目

[編集]